ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「アーチェロ」(南越谷)

2016-05-14 07:16:06 | 越谷市



【ステーキ漂流記season2】
17軒目 (南越谷)「アーチェロ」サーロインステーキ200g

昨夜の話。
松竹で試写を観た後、翌日仕事があるので基本的に帰宅の方向へ。そこで「まっすぐ帰宅」と書きたかったが、日比谷線に乗った段階から地元近くの南越谷でサクッと夜のステーキを食べようか、と考えてた。

新越谷(=南越谷)に降り立ち、駅ビルの5階にあるイタリアンへ。
たしか、駅ビルの看板にこのイタリアンに熟成肉のステーキがあると書いてあった。が、店先にある見本ケースにはそれらしき物が見当たらない。はて、と思い、出入口の会計カウンターにいる「ちびまる子」に出てくる秀爺風の初老の店員に
「お宅ンとこ、ステーキあるの?」
とストレートに訊いてみると、
秀爺「他の店舗にはありますが、当店にはありません」
とセンター返しのような返答が返ってきて、諦めて他の店へ。

さーーて、どうしよっかなー。
という気分で、大したことない店だったので「ステーキ漂流記」に書かなかった店へリベンジ再訪をしようかと歩を進めた。
りそな銀行で金をおろした後、表通りから目的の店に行こうとした途中で、洋食屋というかイタリアンっぽい店の看板を見つけた。


それでその看板のメニューを見ると、なんとなんとサーロインステーキがあるやんけ! 久しぶりに自分の足で新規発掘!
それにしても、オーストラリア産とは言え、
サーロイン200g1400円というのは明らかに安い。
それは昼間食べた松阪牛サーロインステーキが6800円だったから安いのではなく、250軒以上回った己のデーターからして安い、ということだ。

店は地下にある。
店内に入ると、ステーキを出す店というよりはオシャレなバーという趣。BGMはジャズ、店内のスクリーンには『タイタニック』。そんな中でカウンター席に着き、ステーキを頼む。

ちょっとして、玉置浩二にちょい似の初老のマスター風の男性が話しかけて来る。

「実はオープンしたばかりの店ですので。6月から本気を出します!」

と、ここでこの店が先月下旬にオープンしたばかりということが分かった。たしかに、カウンターが真新しく、木の匂いさえする。店内もシンプルだし、他のバーテンも新米っぽい。


マスターともう一人、いかにも女将さん風の上沼恵美子とペギー葉山のフェロモンがある女性がいた。マスターの奥さんかな。
ステーキが来るまでマスターと映画の話をする。

しばらくしてステーキ配膳。



一口。
うーん、ミディアムレアにしてはちょいと硬め。そこは正直に言う。


ガーリックベースと醤油ベース、おろしポン酢の三種のタレがあり、これでとりあえずは楽しめる。真ん中辺りはミディアムレアだったので良しとするか。

その後も追加でつまみや酒を頼んでマスターとたまたまカウンターに座った客と話す。
マスターも居合わせたお客さんもディスコ・クラブ遊びのパイセンであることがわかり尚話が盛り上る。
しかも、お客さんはボクと同じ吉川住まい!
さらにローカルな話題で盛り上る。

そう、こういう普通のバーの雰囲気が吉川・越谷・三郷にはなかなかない。全くないわけじゃない。バーなら吉川駅前の「RUCCHI」がある。けど、そこ一択というのは寂しい。
ステーキはまあまあだったが、
ちょっと一杯バーで引っかけるには最高の店だった。
けど、6月からじゃなくて、今から本気を出して欲しかったね(笑)。

総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
リーズナブル:★★★★★
バーとして:★★★★
マスター:★★★★★



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