ステーキ漂流記
8月22日
新規168軒目「THE SMILE」ステーキ&フレンチポテトプレート(新宿)
まだまだ行ってない店があるとはいえ、店を探すことが多くなった。出来ればネットで検索したくない。通りすがりで見つけるのがベター。
で、今日は東中野で「映画野郎」の会議があるが、東中野の店はだいたい行ったか、行ってない所だと時間があわない。他だって夕方15時や16時はやってない店も少なくない。
そう考えて、
(駅ビルの中にある店ならランチタイムやディナータイム関係なく、閉店まで休みなしでやってるよな……)
と思い、
ステーキ提供店捜索ポイントを新宿駅の駅ビルにした。
(一つぐらいあるだろう)
と思いきや、お洒落で女子ウケしそうな店舗が多く悪戦苦闘。とにかく、スイーツを扱っている店が多い。スイーツを扱う店にはステーキ提供店が少ない。7階はいくら探してもない。8階へ移動。ないな、ないな、と探していて、一見ステーキがなさそうなハンバーガー屋で「ステーキ&フレンチポテトプレート」なるメニューを発見! しかも、1500円台で安い!
偶然空いてる席があり、中に入る。
ふと周りを見ると、ほとんど女子ばかり。左隣はカップル、右隣が着物姿の60代の女性二人など、なぜか女子率が高い。店内はボン・ジョヴィっぽいのが流れてて、アメリカ系の店をアピール。
ステーキ配膳時に店員の女の子に何牛か訊く。
アメリカ産。ま、そんな所か。
一口。
旨味ゼロ。
いくらアメリカ産とはいえ、ほんの少しの旨味は欲しい。
二口、三口食べようが変わらず。
内野ゴロのような凡打のステーキ。
どのぐらい旨味がないかって、3番目の写真を見ていただきたい。
焼き過ぎ。
ウェルダンじゃないか。
そりゃあ、ハンバーガー専門だからハンバーガーのパテは完全に火を通した方がいいが、ステーキだとカチカチになって旨味が抜けてしまう。困ったもんだ。
付け合わせのパンとポテトはハンバーガー屋だけにそこそこ美味い。まあ、安いし、ハンバーガーがメインだからしゃあないな。
★★
ステーキ漂流記
8月21日
新規167軒目「鉄板焼 ろじ」鹿児島産黒毛和牛 リマキステーキ100g(錦糸町)
1軒目がいまいちだと、最近はなかなか2軒目を当てない。けど、今日の2軒目は黒毛和牛を出す店。新規ながら店の前を何度も通っていたので黒毛和牛が出るのは知っていた。
けど、黒毛和牛を出すからといって美味いことが保証されたわけではない。逆に旨味がなかったら最悪だ。やっぱり博打なんだよね。
今日は鹿児島産か。前に店の前を通った時は別の産地だったはず。3000円ね。お手頃だけど、逆にいまいちな可能性もある。とりあえず、店に入る。
カウンター席に案内され、ステーキと前菜的にキムチを頼む。正解。結構待ったが、キムチを食べたり、目の前の焼きを見てたりして時間を潰す。
キムチが半分ぐらいなくなった所でステーキ配膳。
皿とかも気合い入っている。
一口。
うん。
鈍重な旨味。たしかに旨味はある。薄い、というより奥まった感じ。ま、鹿児島産なら仕方ない、というか旨味が少しはあっただけでも感謝しなきゃかな。
うーん、仙台牛以上ならグリルの腕も発揮出来ただろうに、鹿児島産という時点で実は「勝負あり!」かも。ま、茨城県産、群馬県産じゃないだけマシかな。
とりあえず、赤だしをもらってから帰る。
★★★
ステーキ漂流記
8月21日
新規166軒目「ベルサイユの豚 錦糸町店」国産牛のイチボステーキ(錦糸町)
錦糸町でのステーキ提供店で行ってない店も残り僅か。
そんな中でこの有名店も錦糸町にあって気になったから行ってみたさ。
ま、国産牛って謳ってる時点で怪しかったけど、交雑種だと。うーん、ま、あの「ヨシカミ」だって交雑種を使ってるからグリルに期待さ。
ぼちぼち、いや、「酪農家」から比べれば遥かに落ちるチーズを食べながらまってたらステーキ配膳。
一口。
…………。
たしかに交雑種だから旨味は薄い。しゃーない。
けど。けど、だ。
「ヨシカミ」にはあった工夫がまるでない。
悪くはないというぐらい。
まあ、流行りの赤身肉に国産牛でイチボと部位で納得させよう、ってことか。
肉に詳しくない女子ならうっかり野郎に「うん、やっぱり赤身肉だよね!」って騙されそうなステーキだね。
★★
ステーキ漂流記
8月20日
新規165軒目「BLT STEAK 銀座店」リブアイステーキ300g(銀座)
人気店、BLT STEAK、流石である!
サービス、質(肉)、量、どれも一級品だった!
163軒目の「肉バル Angie」のマスターとカウンターでステーキ話をしている時に、意外にもいくつかの有名店に行ってないことがわかった。共通しているのは外資系の店。某Wに行ってから、「サービスと雰囲気は凄いが、肉がいまいちな上に高い」という悪いイメージが植え付けられた。なら、他の外資の店もね……と思ったら、「BLT STEAK」の銀座店のランチメニューにお得なメニューがあることに気がついたのでさっそく行ってみた。
入り口の所、店員がいたので写真が撮れなかったが、いかにも銀座の店らしい気品がある。
(やべ、場違いな店に来た?)
と思わせるチョイ高い店特有の威圧感。
女性店員に窓際の席を案内されると、そこにはナイフ、フォークなどごく普通に置かれていた。
(うん、ナイフとフォークは「但馬屋」みたいな気合いはないな)
と思ったら、それはステーキ用のナイフ&フォークではなく前菜のサラダ用ということがあとでわかった。
で、その前菜としてパンとサラダが来た。
どちらも物凄い量である。特にサラダは一人用としてはかなりの量。昔、ドイツでレストランに入った時にサラダをボウルのサイズで出されたがそれを思い出した。
とにかく、凄い量の前菜なので飽きる間もなくステーキ配膳。あ、ステーキを皿に取り分ける辺りは「ウルフギャング・ステーキハウス」と同じ。
まずは一口。
お、ちゃんと旨味がある。というか、脂身、塩・胡椒、やや強め。けど、旨味が強いA5の黒毛和牛を食べ慣れている人なら好みに合うかな。
USプライムリブね。実力十分。
前に某外資系の店で出されたプライムリブは今流行りの赤身肉で、あのさっぱりした感じが売りなんだろうが、この旨味+脂身によるどっしりとした味こそステーキなんだよね。
アメリカ人が脂身・サシが入ったステーキというとこういう感じで、毎回毎回だとちょっとキツイかもしれない。そこで、旨味・脂身が少ない赤身が流行ったのだろう。今の日本の赤身肉ステーキのブームの前にアメリカで赤身肉ステーキがブームになったが、それはこの旨味・脂身のプライムリブの存在がある。それがよくわかった。
脂身だけならそんなには評価しなかったが、旨味もしっかりとあった。グリルの腕が良い。ステーキソースもあったが、当然使わなかった。そのぐらい美味い!
ステーキを食べた後、まだ食べてないサラダとパンを食べる。本当に凄い量で、流石の俺でも満腹。梯子が出来ないぐらい食べた。って、わりと食べる俺でさえこうなんだから、女子はこの量を食べられるのか疑問ではある。野郎でもどうだか……。
つまり、俺向けの店である。
何しろこれでも少な目のメニューだという。
質・量共にアメリカンを感じさせたBLT STEAKである!
★★★★★
ステーキ漂流記
8月17日
新規164軒目「地中海バル ココチーノ」牛ロースステーキ200g(南越谷)
ちっとも心地よくなかった‼‼‼‼‼‼
いやいや、ステーキが特別不味かったわけではない。普通のアメリカ産。
旨味も柔らかさもそこそこ。
何がダメって?
周りの客さ!
運悪く、大学生の飲み会に居合わせたが、これが声がデカいの、品がなく、バカまるだし!
どこの大学か?
越谷だからD協か?
いずれにしても、ノー・フューチャーな飲みの現場に運悪くいた。
店は悪くない。
バカ学生が悪い。
俺が歳をとった?
ざけんな!
勝手にしやがれっ!
評価はバカ共のせいで、
無効試合……