ステーキ漂流記
8月17日
新規163軒目「肉バル Angie」黒毛和牛のイチボたたき(錦糸町)
う~~~~~~~~~ん、
判断に困っま。
錦糸町南口側で働いていて、一つ、気になる店があった。
「肉バル Angie」。
肉ブームに、これまた流行りのバルを掛け合わせた肉バル。こういう店でステーキメニューを取り扱っていることがある。
なんとなく、通りすがりで見つけたから、出来るだけ情報なしで入りたい。ステーキがなけりゃ……テキトーにすごす。とりあえず、行かなきゃわからない。ということで、店に入った。
カウンター席に案内された。
ビストロとかバルと言うよりは、限りなくバーに近い。R&Bナンバー、それもウィルソン・ピケットがかかってる。錦糸町ではありそうにない、音楽も楽しめる店。これに500~1000円前後のメニューでリーズナブルに楽しめる。
店のコンセプトはなんとなくわかった。
で、ステーキは?
ない?
ん?
黒毛和牛のイチボのたたきか。
ぎりぎりステーキメニューかな。
ということで、黒毛和牛のイチボのたたきを頼む。
牛は福島産。
あとは料理勝負。
前菜のコーンビーフ的な物で時間を潰し、しばらくして黒毛和牛のイチボのたたきがくる。
これに対してう~~~~~~~~~ん、なんだよ。
旨味が全くないわけじゃないが、薄い。
肉のグラデーションからしてもA2前後。
けど、流行りの赤身の肉ではある。
う~~~~~~~~~ん。
正直、インパクトには欠ける。
が、全く旨味がなかったわけじゃない。
追加でワインとチーズを頼む。
チョイ飲みには最高の店。
「ステーキ漂流記」的にはあまり高く評価は出せないが、個人的に行きつけたい店だ。
★★★
追記
居心地はひじょうに良かった。
8月15日
新規162軒目「焼肉ごんたか」和牛マキロース、他ホルモン(吉川)
ちょっと疲れたけど、ステーキを食べたくなったので、チャリで3分で行ける某洋食屋に行ったが……休憩中でやってなかった。そこで、6月中頃に「吉川美味しんぼ倶楽部」(地元のグルメ系グループ)で行った「焼肉ごんたか」に行ってみることに。
念のため電話をしたが、サーロインがない。それでも行く。
店に着き、女の子に席を案内され、牛ホルモンとミノを頼む。まずはホルモン。
こちらはまあまあだが、牛ホルモンを使ってあることを思い付き、
厚さ的にはステーキメニューと言って差し支えない和牛マキロースを頼む。
まず、4番目の写真を。
このように、厚い肉、ステーキやシャトーブリアンは基本的に焼きにくい。時間がかかる。
そこで、牛ホルモンを5番目の写真のように置くと…………
6番目の写真のように物凄い炎を出す!
こうすれば厚いステーキでも一気に焼きあがる。
こうして次々と炎をあげ、
5分ほどで全部焼く。
ちょっと焼きすぎたかな、と思う肉も柔らかく、宮崎牛らしい旨味もある。
こうして食べれば一人焼き肉も楽しい、というかゆったり食べられる。
★★★★★
8月14日
新規161軒目「酪農家 肉とチーズのお店」リブロースステーキ450g 和牛ステーキ150g(王子)
なんとなく途中下車した王子。
ステーキ屋あるかな~、っていうふうに、にわか雨の中ステーキ店を探す40手前のおじさん。
これが意外にも見つからない。「意外にも」というのは東京23区内ならどこもがいろいろとステーキ提供店があるだろうかと思いきや、ここ北区王子では意外にも苦戦。まるで地方都市のような微妙な街並み。ないな~。
若干諦めモードで駅に向かう中で、居酒屋がいっぱい入ったビルを見つける。表には3階の大衆居酒屋の店員がいたが、それよりも俺は「肉とチーズのお店」という看板が目に入った。なんかステーキがありそうな店名だ。とりあえず、その店がある7階へ。
見ると、洋風居酒屋といった趣。カウンターへ案内される。メニュー表を見ると……リブロースステーキ450gと和牛ステーキがすぐさま目に入った! ビンゴ!
店員にそれぞれの肉の牛を訊く。
リブロースステーキはアメリカ牛で1980円。
和牛ステーキは仙台牛で1280円‼‼
……え~い、一辺に頼んじゃえだ!
けど、順番はリブロースステーキ➡和牛ステーキね。
ということで、まずはリブロースステーキ450g!
見た目は250gぐらいに見えるが、リブロースのわりにはヒレステーキ並の厚さ。基本的にはレア焼きで、そのままだとちと厳しい。一緒に来た焼き石て焼いて食べるのがベター。あきらかに質より量なメニュー。
しかし、和牛ステーキはしっかりとした質があった!
仙台牛の旨味充分!
イチボやランプでも旨味がある!
実力通りの味で1280円?
驚きの安さだ!
これは凄い!
驚きついでにスイス産のチーズも頼む。これまた美味い!
こういう、美味くて、安くて、デートでもオフ会でも使えるバルが当たり前のように当たり前のようにある。だから、都会なんだよ。
★★★★★
ステーキ漂流記
8月11日
再訪3回目「いきなり!ステーキ 六本木店」ヒレステーキ200g(六本木)
いろんな店に行く都合上、「いきなり!ステーキ」に行く回数は意外と少ない。すべてのメニューを征すために複数の店舗に行ったが、常に星3つとあり、その理由でも足が遠退く。
それでもたまには「いきなり!ステーキ」を食べたくなる。たまに吉牛や松屋のカルビ丼を食べたいというような感じ。今のステーキのスタンダードを食べたい。そういう気分である。
スタンダードを確認するのは大事。基準になるから。
ふと、ランチメニューを目にする。ランチのみのワイルドステーキもあるが、正直気が進まない。すると、ヒレステーキに目がいった。1回しか頼んだことがないからたまには頼んでみることにした。
200gで税込で1800円。悪くはない。
配膳も比較的早い方。
一口。
ん、「いきなり!ステーキ」にしては美味い方か?
一杯目のビール並みに美味い。
が、二口目以降は脂身以外はタレなしでは地味。柔らかいだけいいかな。
いいような、イマイチなような。
いやいや、いつもの「いきなり!ステーキ」よりもちょっと美味い気もしなくもない。
……いやいやいや、もっとニンニクと塩・胡椒を効かせればMOREベター。
いいのさ。
スタンダードだから。
「いきなり!ステーキ」はスタンダードで良い。
スタンダードだから良い。
けど、1g8円以上のメニューに限るかな。
あと、今日は売り切れだけど乱切りステーキも気になる。
決して美味いとは言い難いが、
やはり「いきなり!ステーキ」は外せない。
★★★
ステーキ漂流記
8月8日
再訪3回目「やよい軒 錦糸町店」ビーフステーキ定食(錦糸町)
「やよい軒」は「ステーキ漂流記」を始める以前からわりと利用していた定食屋チェーン店である。普通にサバ味噌煮定食やサンマ定食が美味いことは知っていた。ハンバーグやチキン等の肉メニューもあるが、決してメインとは言えない。
そんな中でステーキメニューもある。しかし、去年の秋に来た時に頼んだ期間限定のステーキメニューは最悪だった。肉がカチカチ、パサパサでやる気がまるでないステーキ。「サバ味噌はいいけど、ステーキはダメなのか……」とさえ思った。
その評価を覆したのが3ヶ月前、南池袋の「やよい軒」に入った時の「カットステーキ定食」が意外にも美味かった。ここから評価が変わった、というか本来の「やよい軒」だと再認識。
で、前置きがかなり長くなったが、Facebookで偶然、「やよい軒」の「ビーフステーキ定食」なるメニューを発見。新メニュー?
後で調べて分かったが、8月4日から発売の期間限定メニューらしい。飽きさせないね、「やよい軒」。メインイじゃないメニューでも手を変え品を変え楽しませてくれる。これは行きたくなる。しかも、いつも1000円以下(890円)とお財布にも優しい。
券売機で「ビーフステーキ定食」とビールを頼む。だいたい5分ぐらいで配膳。
パッと見、「カットステーキ定食」と何が違うのか分からなかったが、とにかく「ビーフステーキ定食」である。
一口。
やや硬いがジューシー。
二口。
うん、十分美味い。
アメリカ産かオーストラリア産だが、肉汁が十分残っていて、何もつけなくても美味い。
タレや七味唐辛子をつけるとさらに美味い!
いいのか? 定食屋で美味いステーキが食べられていいのか?
これは肉質じゃないとするとグリルの腕? いや、美味いステーキを作るマニュアルが凄いのかも。
というか、サバ味噌煮だけでなくステーキも美味いということは、どのメニューもイケている、ということである。
ステーキ屋でも「やよい軒」にかなわない店、結構ある。「やよい軒」、侮れない!
★★★★