ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「WESTERN STEAK かうぼーいステーキ」(歌舞伎町)

2016-05-21 16:18:41 | 新宿区



【ステーキ漂流記season2】
27軒目「WESTERN STEAK かうぼーいステーキ」赤ワイン牛リブロースステーキ

今日は新大久保辺りに行こうとして「新大久保 ステーキ」で検索したら何番目かに「かうぼーいステーキ」というのが出て来た。見てみると、先月9日に新宿歌舞伎町に出来た新しい店のようだ。本店は大阪にあり、いわゆる東京進出店か。よし、「映画野郎」の会議の前に行ってみるか。

場所はゴジラのオブジェがある旧新宿コマ劇場の建物の2つ裏の通りにあった。



昼下がりとあって店内には二人先客がいただけ。

席につき、早速赤ワイン牛リブロースステーキを頼む。ネットで見ると赤ワイン牛は黒毛和牛のようなので店員に訊いてみると、
新潟県で育てた牛、と言っている。
生まれが何牛かわからない、とも。
正直だ。
例えば、アメリカの牛が育ってない状態で輸入して、日本で3ヶ月飼育すれば国産牛になることをこの店員は知ってた。
これなら大丈夫かな?


先付け的にコーンポタージュスープが来た。
ここまではいい。

もう5分してステーキ配膳。



鉄板プレートでジュージューと音をたてている。



毎度お馴染みの期待値が下がるダメなパターンのステーキの盛り付け。しかも、タレがかかってる。まるでダメな老舗洋食店のステーキパターン。
果たして、この食べる前の前評価を覆せるか?

一口。
…………
…………

二口。
……
うーん、これさ、ガーリックベースのウエスタンソースの味が勝ってるよ。そんなに旨味はないんだろうけど、旨味がタレに殺されている。昨夜の「ケネディ」の国産牛サーロインステーキと一緒、いや、
最初からタレがかかっている分だけダメだ。
オイラの近くで食べている野郎二人組も微妙な顔をしているぞ。

せめて、ステーキとタレを別々にすればまた評価が違ったかもしれないが、これがこの店のやり方なんだろうね。
肉、グリル、タレそのものは悪くないが、
1+1が2どころか0.5になってしまっている。

明らかに「ステーキ宮」や「あさくま」よりも下、「ケネディ」とどっこいどっこいレベル。
ネットの宣伝や表の看板は凄いけど、
このボクの舌を騙すことは出来ない。

総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
工夫:★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★


「ケネディ 中野坂上店」(中野坂上)

2016-05-20 21:56:57 | 中野区



【ステーキ漂流記season2】
26軒目「ケネディ 中野坂上店」国産牛サーロインステーキ

今日は夜から中野坂上と西新宿の間にある会場で観劇。その前にある店で腹ごしらえをすることを企てた。その店は「ケネディ 中野坂上店」。前に「ジェロニモ」に行った時に見つけたけど、なかなか行く機会がなかった。

「ケネディ」自体は、以前下北沢店に行ったことはあるが、あんまりいい印象がない。けど、この「ケネディ 中野坂上店」には国産牛のメニューがある。黒毛和牛ではなく国産牛と言っている辺りは気になるがまあいい。要は下北沢店とはちょいと違うのだ。行かない方がずっともやもやして気になる。だから、これをチャンスに行くことに。

すると、なんと「ケネディ」は創業18周年記念でディナーメニューが全品半額サービスではないか! なんという巡り合わせ! チャンスじゃないか!
しかし、17時20分に行ったら、店がやってない。がーん、平日は18時からだってさ! まあ、観劇は19時からだし、そこから近いから間に合うさ。ということで40分待ちました(笑)。そりゃ、待つさ。5000円のステーキだって半額だもん。
で、オイラと同じように待つヤツが3人いた。意外と人気ある、っていうか、明らかに半額効果。凄いよね半額。

店に入って席につき早速国産牛サーロインステーキと赤ワインを頼む。



だって、半額だもん。すると、子供連れの女性を除いて、大半の客(いずれも30~40代の野郎)がオイラと同じ国産牛サーロインステーキを頼んでいるではないか。半額効果、本当に凄いね。
ところで、“国産牛”とは言うけど何牛なんだろ?
と思って店員に訊くと「岩手県産」という答えが返ってきた。まあまあかな。でも、国産牛というだけで、黒毛和牛なのか、和牛なのか、それとも交雑種というのもある。アバウトだけど、それなりに美味い国産牛であることを信じ待つことに。

15分ほどしてステーキ配膳。



見た感じ、和牛特有のグラデーションがないな。



しかも鉄板プレートでジュージュー音をたてての配膳。「ステーキ漂流記」的には凡庸なステーキの典型的な登場である。

一口。
……
うん。
二口。
…………ちょっとは旨味がある? 微妙だな。

三口目からはガーリックソースを使用。
…………凡庸。
四口目は甘口ソース。
はい、凡。

これ、5000円近くとっちゃいけないレベル。
半額でもどうよっていう感じ。

可もなく不可もなく。
不味くはないけど、地味なステーキでしたな。

やっぱり、中野坂上でステーキを食べるなら「ジェロニモ」だね。

総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★
リーズナブル:★★


「炭火焼肉 寿恵比呂」(錦糸町)

2016-05-20 14:58:48 | 墨田区



【ステーキ漂流記season2】
25軒目(錦糸町)「炭火焼肉 寿恵比呂」ガリバタランプステーキ

やっぱり、「叙々苑」との出会いは衝撃的だった。
おかげで、最近は焼肉屋を研究している。
錦糸町って焼肉屋が多いからね。
そんな中で、錦糸町駅北口にある「炭火焼肉 寿恵比呂」が気になった。


メニューの中にガリバタランプステーキがある。
お、ちゃんとステーキという名のメニューがあるじゃん。
多少厚い肉ならステーキとみなす中で、堂々とランプステーキ。
これは入るしかないでしょ。

中に入ると、表の看板とはうって変わって、わりと狭い店内。しかしながら、その壁にもガリバタランプステーキのチラシが貼ってある。
これだけだと寂しいので、おまけとしてランチの和牛カルビ定食も頼む。


しばらくして和牛カルビ定食と
ガリバタランプステーキが配膳。



ガリバタとはガーリックバターで、これを絡めてランプステーキを食べる、と。
まずはレア目に焼いて、


ガリバタをつけて一口。

……
ん、ガリバタじゃん。
これさ…ガリバタがランプ肉の薄い旨味に勝っちゃったんじゃないか?
ためしに、
焼きだけでランプステーキ食べる。
微かに旨味がある。
まあまあ。
ガリバタ、ダメじゃん。

で、和牛カルビも食べる。

こちらは分かりやすい美味さ。
凄くはないが、たしかな美味さ。
まあ、ちょいと油っぽいがね。
で、またランプ。
やっぱりランプなんだよね。

しかしだ。
叙々苑ならランプだろうがハラミだろうが美味いよ。
そこにランプだから薄い旨味という言い訳はないよ。
そこが、普通の焼肉屋と叙々苑の差である。
「炭火焼肉 寿恵比呂」は残念ながら前者だった。

総合:★★★
素材:★★★★
工夫:★★★
和牛カルビ:★★★★
リーズナブル:★★★


「BANGKOK KITCHEN」(銀座)

2016-05-18 21:32:17 | 中央区



【ステーキ漂流記season2】
24軒目(銀座8丁目)「BANGKOK KITCHEN」ヌイ ヤーン イサーン(タイ東北地方牛ステーキ)

新橋と銀座の間にある銀座8丁目に飲み屋街がある。今日は新橋TCCで試写があったので、同じ通りを攻めてみることにした。

その中で、妙にオシャレなタイ料理屋が目につき、
表看板のメニューを見ると、なんと、ステーキメニューがあるじゃないですか!
しかも、1300円!
これは入るしかないでしょ。

中に入ると、これまでの店にはない微かな甘酸っぱいニオイがした。作りはモダンだけどタイ料理屋に間違いない。本当にステーキなんかあるんかいな、と思いながらメニュー表を見ると、たしかにあった。


ヌイ ヤーン イサーン?
タイ東北地方牛ステーキ?

成る程、タイ料理にもステーキがあるっていうことね。
早速、ヌイ ヤーン イサーンと赤ワインを頼む。

10分ちょっとしてからステーキ配膳。



なんか、おつまみメニューっぽい。

それでも一口。

おっ、まぁまぁじゃん。

タレをつけて二口。

うん、タイ料理らしいじゃん。

グリル自体はちょっと焼きすぎた感じだが、タレをつければ悪くない。

肉はイタリア産とかいってたが恐らくオージー。
グリルもタレも1つ1つは普通だが、全体的にはいいんじゃないかな?

1+1が3になっているようなステーキだった。
店員に訊いてみると、ヌイ ヤーン イサーンはタイでは串にして屋台で出しているそうだ。、タイ料理ではそこそこメジャーだとか。
これからはタイ料理屋にも注意しなきゃいけないね。

総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★

工夫:★★★★
リーズナブル:★★★★


「Jitan」(錦糸町)

2016-05-17 23:04:42 | 墨田区



【ステーキ漂流記season2】
23軒目(錦糸町)「Jitan」石井明雄の最高級黒毛和牛ステーキ

実はこの1軒で錦糸町のステーキ提供店40軒目‼
1つの区域で40軒。
「漂流」って物凄い流れの時もあるけど、難破船の破片で海に漂う時ってそんなには進めないじゃないですか。そういう意味で、ボクは錦糸町に漂っている。

で、今回の店はわりと前から狙っていた店で、高そうな雰囲気があってかなり後回しになったが、実はそんなに高くはないことがわかり、それとこれで錦糸町40軒目だから、勢いで店に入った。

店内は物凄くオシャレで大人の雰囲気が醸し出されている。ボク以外は全組カップル。ちょいとアウェイな感じ。
メニューを見ると、
石井明雄の最高級黒毛和牛ステーキというメニューがある。
石井明雄? 誰?
その人が選んだ肉?
今日は何牛?
え?
福島産?
まあ、悪くないかな。


というような感じで待ってたらステーキ配膳。
何ともオシャレ。大人のアミューズという趣。



一口。
うん、旨味はちゃんとある。
が、
う~ん、5つ星にしてはパワー不足。
あと一歩。
その理由もハッキリしている。
肉を選んだのが石井明雄さんでも、
グリルは石井明雄さんじゃない。


焼肉屋系以外の決め手はグリルなんだよ。
錦糸町内でトップ10には入れたいステーキだが、
最近で言えば「ステーキ宮」の黒毛和牛ステーキと比べると歴然とした差がある。

ま、
女の子と楽しむにはいいかな。

総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★