https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160728-OYTET50044/
基本、一回しか行えないその時点の診断を否定する書き方はジャーナリズムではありません。
将来に渡っての法的な判断に必要とされる精神鑑定ではありませんから。
そういうのなら何度でも鑑定して正確さを問うべきですが。
精神科医に委ねるかではなく、委ねるのが適当な法体系でかつ制度的にもそれが一般的でしょうに。
テレビで言われているのは親元に返したのが原因で地元に情報がいかなかったという話になっています。
警察がもっと何か出来たのかはこれからの検証と議論で待ちたいと思います。
マスコミ以前に園のトップもそうなのですが、本人が『優生思想』を口にしていないのに知識が先行してしまっています。
もちろん『優生思想』はダメですが、その事で堕胎等の議論にも影響するなどで口にするのは控える方が賢明です。
全てが教科書にある事例や教育で習った考え方です。
ですから、悪いと言っているのではなく、
解決出来なかった論理に陥っていないか問いたいのです。
結局のところ答えがないのは一緒ですが、
議論の余地にこれまでの常識や事例にとらわれてこれまで起きなかった対処可能か検証が必要です。
マスコミは博愛主義を前面にしますが、一方で一部の人達を晒し者にして平然と放送しています。
で今回のような事件が起きる要素が何処にあるのかを整理する事です。
教育の時点で既に瑕疵があるのかを考える必要がありそうに思えます。
これは神戸の少年Aについて書かれた本などにもあったと記憶しています。
それと本人が偏見に至る過程の解明が出来るのか疑問ですが、試みていくしかないです。
あまり、疑うのは良くないのですが、元◯◯とその現場に詳しい人間の犯罪は要注意です。
知識の悪用は困りものです。
最近、犯罪について無くそうとしても更に盲点を突くような事件が起きるので素人が考えるのは意味がないと認識しました。