当初のPCR検査の問題でも専門家が検査数が多い方が良いと言っていた人がいます。
素人には分かり易いでしょう。
しかし、その検査を受けるのに列に並んで感染してしまったのでは問題です。
それを明確に出来るような事例や経験が無かったのが当初の状態です。
第三波の冬場の感染拡大でクリスマスや正月休みによる要因がありました。
それにアルファ株の影響もあって対策が難しい状況でした。
しかし、第四波や第五波はどう考えてもその第三波の後にでも病床を増やす努力をすれば良かった話です。
なのに対策しない厚労省です。
何故それすら出来ないのか不思議なんですが、そうなるとその事に触れられる専門家がいるのかとなります。
尾身氏でも西浦教授でも触れませんよね。
ましてICUが数ある病院の関係者の方々がそんな話を出来る訳もなく、結果としてテレビに出ている先生方もほとんどそれには触れません。
現実には新型コロナの病床数を増やせばおそらく地域病院で起きたクラスター発生と同様なくらい追い込まれるのは明確です。
たぶん一桁か多くて二桁の低い方でもリスクは高いのでしょう。
変異を考慮すれば更に厳しいのかと想像されます。
考えてもみれば、普通のICUは減圧室ではありませんから漏洩する恐れはあるはずです。
そう意味でも今重症患者を引き受けている病院はかなり大変な状況なのでしょう。
そう言うような話までマスコミが考えて報道しているのかと言えばそうでないから困るのです。
おそらく、これからは不安というだけでなく、下手すれば視聴者も選り好みをするようになるのでしょう。
自分に不都合な将来は嫌がりますよね。
不安になるよりも現実問題、身近になった問題を煽れはしません。
どうしたら感染せずに済み、かつどうしたら感染が抑えられるのかとなります。
煽れば今後はまたかとなりますよね。
開催反対からメダル万歳でしたから、また更に感染で煽れば当然信頼ゼロになりますよね。
その場限りの盛り上がり方で済ませようとする手のひら返しですから。
そして若者が止めても活動してしまうような状況なのに政府の所為にしたいマスコミが幾ら騒いでも理屈に合うのか難しい話です。
若者は活発なのにロックダウンとか言う時点でかなり矛盾した話です。
更に酒提供飲食店の擁護などをしてきたマスコミにとってかなり言っていた内容と現実が違うのでした。
オリンピックなんかでも開催云々よりもその前に感染拡大を阻止するような全員参加のムーブメントが欲しかったのです。
芸能界の感染を見てもやはりテレビ業界だけは他と違ってマスクをしないできたのが本当に危険なのを思い知らされた形です。
数字的な煽りよりも具体的な対策として若者に働き掛けられるマスコミにならないとかなり存在危機なのかと思います。
特にネット記事の歌番組の酷評を見ているとテレビ業界の慣れで現実のファンや視聴者を無視しているのが感じられます。
同様に現実の若者の行動に関与出来ないマスコミが幾ら専門家の意見を駆使してもまた理論的な話や最先端の医療や薬品を話しても徒労に終わるのでしょうね!
マスコミが煽る高齢者ではなく、テレビの前に居ない若者にどう働き掛けていくのかがある意味マスコミの報道で大切な点なのかと思います。
アメバやYouTubeなどでどう働き掛けが可能なのかとか、職場等にも浸透するような方法とか、更には遊びに行く先の渋谷、新宿、銀座、六本木などでも話題になるような方法を編み出さないと今後のマスコミやコロナ対策は暗黒なのかと思います。
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