重症者数データで第五波に比較して重症者数はまだ伸びていないと言われる人もいます。
ですが、重症者の定義にはECMO使用時の狭い定義とICUに入って人工呼吸器を付けたのまで含む広い定義があります。
そして狭い定義で東京都は発表している訳ですが、実際には広い定義のICU病床を使用してしまいます。
それは他の病気で緊急搬送されても空きが無いと言う話ですから。
その辺りの情報で明確に対処しないと酷い状況を改善しないままになります。
例えば、保健所へ自宅療養を申し出るとしても電話が繋がらないような状況とか、また繋がって対処してする以前に問題になるとかまで考えたら経済対策を意識して躊躇するのはおかしいのかと疑問に思っています。
酒提供の飲食店を報道が庇うから訴求力があるのですが、そのマスコミすらも世論の動向には勝てないのかと思います。
特に
こう言う話になると打つ手を出来るだけ頑張ってしまうので、広範囲に要請せざるを得ない状況になります。
数字が出て、右往左往する事になるのは仕方ない事でもやった努力の結果でもあるのですから煽らないようにしないとそれを盾にネットも騒いで経済への影響も大きくなり兼ねません。
更に問題はこの判断で選挙に影響すると言う政治家の思惑が有るのか懸念します。
やはり緊急事態宣言の適用を検討しないと言うのは流石に世間の感覚とズレているのかと感じます。
出したくないとしても既にこの状況では多くの一般人は非常時と認識しますよね。
ここまで騒ぎになっているのに飲みに行く人がいるのかと言うレベルです。
それにマスクしないと100%感染するとか子供に多いとかと言う時点でこれまでの対処は古いのかとも思います。
若者たちが並んでマスクしないで会話すれば感染するようなレベルなのかと思います。
マスクしても50センチならアウトだとそうですから感染リスクは高いのかと思います。
一番やり難い子供の感染対策ですから難儀です。
それで最終的に高齢者が亡くなるような話ですから、ワクチンを接種していない子供の扱いを考える必要も有るのかと思います。
こんな事を書いていますが、私自身も何か意見の中心から外れてきたのかと自信喪失です。
大きく誤解している人達は海外が既にブースター接種率を上げてピークアウトして行動要請を緩和しているのです。
それまで日本が真似出来る接種率ではありません。
確かに日本はブースター接種が遅れたのですが、それにしたってWHOなんかは貧困国にワクチンをと言っていた訳ですよね。
緊急事態宣言を出してどうなるのかシミュレーションしてみればわかる筈なのに何故か自民党の古い体質の人達は適用しなければ経済が回るとでも思っているようです。
既にかなり状況は悪化してこれ以上感染拡大すれば経済が止まり兼ねないのに気がつかないのでしょうね。
とにかく、想定外の感染者数と言うのはおそらく子供達の感染から家庭内感染などのこれまでと違った感染経路を警戒して来なかったからと判断されます。
新学期で登校して感染するリスクが高まりました。
また成人式や受験などで集まる機会が有ったのかと思います。
対策する発想も柔軟性に欠けたのかと思います。
そう考えると何かの指標に一喜一憂するよりも本質的な分析を確実にしなければならなかったのに出来ていなかったのが反省点です。
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