かのじょは生前、アンデルセンの「雪の女王」の翻案をやりたいと考えていましたが、
原作の美しさの前に、それを断念していました。
ですがわたしは、そのかのじょの遺志をついだので、ためしにそれをやってみることにしました。
原作者には不敬にあたらないように気を使ったつもりですが、かのじょの原案に沿って、かなり斬新な解釈をしてみたつもりです。
このようにわたしは、かのじょの頭の中に浮かんでいた、創作アイデアをもとにしばらく物語を書いていきたいと思います。わたしのオリジナル作品の構想もあるのですが、かのじょの表現力を用い、彼女の人生の中でやるのは、今の段階では避けたいと思います。
「エデンより」も、実はかのじょの頭の中にあった小さなメモ程度のアイデアをもとに書いたものです。しばらくは、かのじょの知識経験倉庫にある、やりたかったが、やれなかったことを、わたしが代行していくつもりです。
それでは、お楽しみに。明日からは一日一回の更新となります。