桜「陽光」の生い立ち
世界の平和と親善を祈願して愛媛県東温市の高岡正明さんが開発した陽光(ヨウコウ)桜を国内外へ無償で贈り続け、明治23年9月16日、和歌山県串本町にある、紀伊大島の樫野埼東方海上で折からの台風の強風にあおられ岩礁に激突座礁し遭難沈没したトルコ軍艦エルトゥールル号の遭難者を追悼してイスタンブールに贈られた陽光桜が立派に成長している。
最良の組み合わせで作出され”天地に恵みを与える日の光” という意味の 「陽光」と命名し、農林水産大臣から桜としては全国で初めて種苗登録147号として証明された。
この品種は 「天城吉野」に「台湾緋桜」を交配して作られ、実生苗の中から選び抜き育成されたもので樹勢は強く、テングス病に強く胴枯れもしない。
開花期は一般的な桜より、早く咲くなどで区別ができ、 蕾の色は明るく赤紫、花は下向きで一重の抱え咲きで花弁全体の形は円形、切れ込みは小さく、表面のしわも小さい、長さは短く、巾は中、枚数は5枚である。 鮮やかなピンク色(緋色)が特徴の大輪である。
樹形は傘状、樹高は高木性、皮目は中、樹皮の裂け方は横裂、枝の太さは中、色は褐色、分枝性は中程度で葉の全体の形は楕円形、先端の形は尾状鋭形、基部の形は鈍形、葉縁は鋸歯の状態で深く、葉の長さは長く 、巾は広く、厚さは厚く、あらゆる点でご満足いただけるものと確信しております。・・と生前高岡さんは言っている。
育成地 (愛媛県) における開花は 3月中旬から3月下旬。
外国に贈り咲き誇る国々は、トルコ・イタリア・リトアニア・チュニジア・メキシコ・スリランカ・カンボジア・ベトナム・タイ・中国・台湾・韓国・等々で「平和の使者」として広くその使命を果たしている。
先日から愛媛新聞にも詳しく掲載されていて素晴らしい事をされた方が我が隣の市に居られた事を誇りに思う。
現在は、高岡正明さんはご他界され、長男の高岡照海ご夫妻が陽光桜の苗木を贈り続けている。
新品種「陽光」桜の開発は全国から集めた200種を挿し木や接木から交配、その中で「天城吉野・アマギヨシノ」と「台湾緋桜・タイワンヒザクラ」の別名のある「寒緋桜・カンヒザクラ」にたどり着いた。ともに国立遺伝学研究所から譲り分けてもらったそうだ。
こんな立派な長所が出るのは5万回に1回ぐらいの確立で人間業では出来ない事で、高岡さんの思いが神に通じたとしか考えられない同研究所の専門家の言葉が返って来て高岡さんは満足そうに家族に話した。・・とある
高岡さんが陽光を選抜する時花の色が日本的でなく派手すぎると指摘されたそうだが、世界の人々に愛されるには少し派手めが良いと考え、あえて華やかな紅色の固体を選び「陽光」と名付けたセンスのよさ・・と茨城県結城市にある「日本花の会」結城農場長、田中秀明さんは敬服されている。
参考事項:高岡正明さんは、明治42年生まれで太平洋戦争中、青年学校の教員をしていた。教え子達が戦場に行くのを見送り、無事帰還を願っていたが多くの教え子は帰還できなかった。教え子の鎮魂と世界平和を願い桜の品種改良を決意25年の歳月を掛け鮮やかなピンク色が特徴の大輪で丈夫で100年、200年の樹齢の新品種「陽光」を作り出し、平和の使者として世界の恒久平和を広める活動をされ、現在はご子息が意志を継がれ活動されている。
今年の開花は少し遅れたが、無事咲きました。
では、陽光桜の画像を見て下さい。「平成23年3月30日撮影」
場所は、愛媛県伊予郡砥部町思光 重信川の伏流水が豊富に湧き出ている赤坂泉。
堤防に、160本の桜が植えられ、その内90本が陽光桜である。
お花見、ジョギング、サイクリングなどの憩いの場になっています。
昨日、4月4日再び砥部町の赤坂泉公園の「陽光桜」を撮りに行ってみた。
染井吉野と陽光桜を重ね撮りするために、陽光桜は満開を過ぎ散り始めていた。
例年だと4月には葉桜になるが、今年は未だ花を見る事が出来た。
北側堤防には陽光桜と染井吉野桜を並列に植栽しており時間差で両方の花を見る事が出来る。染井吉野桜は6分咲で、・・桜の下で多くの皆さんがお弁当を持参で花見をしていた。
画像は、南側堤防にある染井吉野桜を手前に、奥に陽光桜を入れて撮ってみた。
色合いがよくわかるから。
昨晩TV朝日の報道ステ一ションでお天気担当の宇賀なつみさんが、毛利庭園の陽光桜、例年であればこの時期は花は散っていますが今年は、いまが満開ですと紹介があった。
愛媛県伊予郡砥部町にある赤坂泉公園で、両岸に染井吉野桜が植栽されており、画面右側上に陽光桜が90本植えてある。平成23年3月30日現在8分咲きで、今週土、日が見頃となりそう。両岸の染井吉野は開花しているのはほんの一部で、未だ蕾の状態であった。
赤坂泉は、一級河川「重信川」の伏流水で豊富に湧き出ている。
伊予郡松前町徳丸地区の農業用水として使われている。
また、お花見、ジョギング、サイクリングなどの憩いの場にもなっています。
画像左が重信川堤防で、菜の花が咲いていた。
学校が春休みになったのか家族でお花見をしていた。
恒久平和の使者「陽光桜」ホワイトバランスを変えてアップで撮ってみた。
アップで見ると全体で見るピンク色が、淡いピンク色に見える。
高岡さんが25年の歳月を掛けて作り上げた名作「陽光」
高岡さんが25年の歳月を掛けて作り上げた名作「陽光」・・で伊予松山城本丸にも植栽されている。蕾の色は明るく赤紫、花は下向きで一重の抱え咲きで花弁全体の形は円形、切れ込みは小さく、表面のしわも小さい、長さは短く、巾は中、枚数は5枚である。 鮮やかなピンク色(緋色)が特徴の大輪である。
赤坂泉公園中ほどに建立されている、高岡正明さんの顕彰碑。
平成23年3月30日現在の赤坂泉公園の染井吉野桜・・この木は画像の通り開花しているが
殆どの染井吉野桜は、蕾の状態で開花までには数日を要する。
世界の平和と親善を祈願して愛媛県東温市の高岡正明さんが開発した陽光(ヨウコウ)桜を国内外へ無償で贈り続け、明治23年9月16日、和歌山県串本町にある、紀伊大島の樫野埼東方海上で折からの台風の強風にあおられ岩礁に激突座礁し遭難沈没したトルコ軍艦エルトゥールル号の遭難者を追悼してイスタンブールに贈られた陽光桜が立派に成長している。
最良の組み合わせで作出され”天地に恵みを与える日の光” という意味の 「陽光」と命名し、農林水産大臣から桜としては全国で初めて種苗登録147号として証明された。
この品種は 「天城吉野」に「台湾緋桜」を交配して作られ、実生苗の中から選び抜き育成されたもので樹勢は強く、テングス病に強く胴枯れもしない。
開花期は一般的な桜より、早く咲くなどで区別ができ、 蕾の色は明るく赤紫、花は下向きで一重の抱え咲きで花弁全体の形は円形、切れ込みは小さく、表面のしわも小さい、長さは短く、巾は中、枚数は5枚である。 鮮やかなピンク色(緋色)が特徴の大輪である。
樹形は傘状、樹高は高木性、皮目は中、樹皮の裂け方は横裂、枝の太さは中、色は褐色、分枝性は中程度で葉の全体の形は楕円形、先端の形は尾状鋭形、基部の形は鈍形、葉縁は鋸歯の状態で深く、葉の長さは長く 、巾は広く、厚さは厚く、あらゆる点でご満足いただけるものと確信しております。・・と生前高岡さんは言っている。
育成地 (愛媛県) における開花は 3月中旬から3月下旬。
外国に贈り咲き誇る国々は、トルコ・イタリア・リトアニア・チュニジア・メキシコ・スリランカ・カンボジア・ベトナム・タイ・中国・台湾・韓国・等々で「平和の使者」として広くその使命を果たしている。
先日から愛媛新聞にも詳しく掲載されていて素晴らしい事をされた方が我が隣の市に居られた事を誇りに思う。
現在は、高岡正明さんはご他界され、長男の高岡照海ご夫妻が陽光桜の苗木を贈り続けている。
新品種「陽光」桜の開発は全国から集めた200種を挿し木や接木から交配、その中で「天城吉野・アマギヨシノ」と「台湾緋桜・タイワンヒザクラ」の別名のある「寒緋桜・カンヒザクラ」にたどり着いた。ともに国立遺伝学研究所から譲り分けてもらったそうだ。
こんな立派な長所が出るのは5万回に1回ぐらいの確立で人間業では出来ない事で、高岡さんの思いが神に通じたとしか考えられない同研究所の専門家の言葉が返って来て高岡さんは満足そうに家族に話した。・・とある
高岡さんが陽光を選抜する時花の色が日本的でなく派手すぎると指摘されたそうだが、世界の人々に愛されるには少し派手めが良いと考え、あえて華やかな紅色の固体を選び「陽光」と名付けたセンスのよさ・・と茨城県結城市にある「日本花の会」結城農場長、田中秀明さんは敬服されている。
参考事項:高岡正明さんは、明治42年生まれで太平洋戦争中、青年学校の教員をしていた。教え子達が戦場に行くのを見送り、無事帰還を願っていたが多くの教え子は帰還できなかった。教え子の鎮魂と世界平和を願い桜の品種改良を決意25年の歳月を掛け鮮やかなピンク色が特徴の大輪で丈夫で100年、200年の樹齢の新品種「陽光」を作り出し、平和の使者として世界の恒久平和を広める活動をされ、現在はご子息が意志を継がれ活動されている。
今年の開花は少し遅れたが、無事咲きました。
では、陽光桜の画像を見て下さい。「平成23年3月30日撮影」
場所は、愛媛県伊予郡砥部町思光 重信川の伏流水が豊富に湧き出ている赤坂泉。
堤防に、160本の桜が植えられ、その内90本が陽光桜である。
お花見、ジョギング、サイクリングなどの憩いの場になっています。
昨日、4月4日再び砥部町の赤坂泉公園の「陽光桜」を撮りに行ってみた。
染井吉野と陽光桜を重ね撮りするために、陽光桜は満開を過ぎ散り始めていた。
例年だと4月には葉桜になるが、今年は未だ花を見る事が出来た。
北側堤防には陽光桜と染井吉野桜を並列に植栽しており時間差で両方の花を見る事が出来る。染井吉野桜は6分咲で、・・桜の下で多くの皆さんがお弁当を持参で花見をしていた。
画像は、南側堤防にある染井吉野桜を手前に、奥に陽光桜を入れて撮ってみた。
色合いがよくわかるから。
昨晩TV朝日の報道ステ一ションでお天気担当の宇賀なつみさんが、毛利庭園の陽光桜、例年であればこの時期は花は散っていますが今年は、いまが満開ですと紹介があった。
愛媛県伊予郡砥部町にある赤坂泉公園で、両岸に染井吉野桜が植栽されており、画面右側上に陽光桜が90本植えてある。平成23年3月30日現在8分咲きで、今週土、日が見頃となりそう。両岸の染井吉野は開花しているのはほんの一部で、未だ蕾の状態であった。
赤坂泉は、一級河川「重信川」の伏流水で豊富に湧き出ている。
伊予郡松前町徳丸地区の農業用水として使われている。
また、お花見、ジョギング、サイクリングなどの憩いの場にもなっています。
画像左が重信川堤防で、菜の花が咲いていた。
学校が春休みになったのか家族でお花見をしていた。
恒久平和の使者「陽光桜」ホワイトバランスを変えてアップで撮ってみた。
アップで見ると全体で見るピンク色が、淡いピンク色に見える。
高岡さんが25年の歳月を掛けて作り上げた名作「陽光」
高岡さんが25年の歳月を掛けて作り上げた名作「陽光」・・で伊予松山城本丸にも植栽されている。蕾の色は明るく赤紫、花は下向きで一重の抱え咲きで花弁全体の形は円形、切れ込みは小さく、表面のしわも小さい、長さは短く、巾は中、枚数は5枚である。 鮮やかなピンク色(緋色)が特徴の大輪である。
赤坂泉公園中ほどに建立されている、高岡正明さんの顕彰碑。
平成23年3月30日現在の赤坂泉公園の染井吉野桜・・この木は画像の通り開花しているが
殆どの染井吉野桜は、蕾の状態で開花までには数日を要する。
陽光桜の件連絡先は把握しておりません。
調べてまたお知らせします。