昨夜は、目黒
ブルースアレイで行われたモータウン・レヴュー・ナイトに行ってきました。
現地でファーストコールさんと合流。
ファーストコールさんとは、コミュニティFMでオンエアされている
ナイトというラジオで知り合ったソウル・フレンド。
と言っても、同じ音楽好きでも、聴いている音楽はなかなかリンクしないんですよね。
ファーストコールさんが知っているアーティストを僕が知らなかったり、僕が知っているアーティストをファーストコールさんが知らなかったり、・・・
でも、狭く浅い知識の僕と違って、ファーストコールさんは日本人アーティストにも詳しく、お話ししていると勉強になります(笑)
さて、今回の出演者は、
(Vo/G)中沢ノブヨシ
(Vo)井手麻理子、高橋あずみ、Lyn、Aisha
(Vo/Key)植松陽介
(G)星川薫
(B)息才隆浩
(Ds)Jay Stixx
(Dance)マイケル鶴岡
スペシャル・ゲスト IKURA (元ムーン・ドッグス)
日本人アーティストに疎い僕はどなたも存じ上げません。
ファーストコールさんは、中沢ノブヨシさん、Lynさんを知っていたみたいです。
このモータウン・レヴュー・ナイトは、中沢さんが中心になってモータウン・サウンド(レコード)を、次の世代にしっかり伝えていこうという趣旨で始めたものだそうです。これまでにも数回、各地のライヴハウスで行っているとのこと。
今回、僕が参加してみようと思ったのは、パネリストとして、このブログで何度も登場している
吉岡正晴さんが出るから。僕のソウル・ミュージックの先生です(笑)
で入場して、すぐに吉岡さん発見!
今回も一緒に写真を撮りました。
そのまま、しばらくお話しをしていたら、急に吉岡さんが「あれ?ずーこ」って・・・
「ずーこ」って、もしかして・・・
なんと、
Zoocoさんじゃないですか! Zoocoさんだけじゃなくて、旦那様の
K.Mutoさんもご一緒。
吉岡さん、「あれ、juconさん、知っているの?」って。
知っているどころか、
K.Mutoさんのスタジオの仕事をやらせていただきましたよ~
お二人は以前
うちにもいらしゃってくれています。
その後、Zoocoさんのライブを見に行ったりもしてましたが、お会いするのは6~7年ぶりでしょうか。偶然の再会にビックリでした。せっかくなので、Zoocoさん、K.Mutoさん、もちろん吉岡さんも一緒に記念撮影!
そして、いよいよライブが始まるのですが、実はこのライブでメイン・ヴォーカルを務める中沢さんが数日前に事故を起こし欠席。
その事故の知らせを聞いた時に、初めて僕は
中沢ノブヨシさん=ガッツさんだと知ったんです。
知っている人が誰も出ていないと思っていたんですが、ガッツさんなら知っているよ~!
知っているっていうか、CDも2枚持っているし!
彼の唄声を生で聴いたのは一度しかなかったんですが、その魅力的なボーカルにつられ、即CDを購入したくらいです。
その彼が、欠席って・・・ とっても残念。
幸い、命にも音楽生命に問題はないようだったので、一刻も早く回復されることを祈りつつ、この日はモータウンサウンドと、吉岡さんのトークを楽しむことに。
ライブが始まって、しばらくすると、あれ?
もう一人、知っている方がいました~
井手麻理子さん。この方の生唄も、何度か聴いたことがありました!
井手さんも、唄うまいですね~
白くなり始めた頃のマイケル・ジャクソンに似ているという話はウケました。確かに似ている(笑)
この日のメイン・ヴォーカルは女性4人だったのですが、他の方もみんな唄が上手いですね。
僕は日本の音楽をあまり聴いてなかったので、最近の人の、唄の上手さにはビックリです。僕の日本人女性シンガーのイメージは、浅田美代子さんとか、大場久美子さんでしたから(笑)
高橋あずみさんのI Want You Backは、声質が少年時代のマイケルによく似ていて、見事にハマっていました。
ファーストコールさんイチオシのLynさんは、ものすごい声量。こういう才能のある人が、きっとまだまだたくさんいるんでしょうね。その中からメジャーになれる人は一握り。音楽で食べていくのも大変そうです。
唄も演奏も素晴らしかったのですが、ちょっと残念だったのが、彼らはそれほどモータウンの知識がなかったって感じだったこと。バンドのメンバーが20代~30代の方々なので、それもまあしょうがないのかもしれませんが。
イベントの趣旨が、次世代にモータウンの良さを伝えるということなのに、どうもこの日来ていたお客さんの方がモータウンのことをよく知っていそうな年代の方々ばかり。次世代の方がステージ上にいるって(笑)
そういう意味でも、ガッツさんの抜けた穴は大きい気がします。
でも、それを補っていたのが吉岡さん!
演奏がメインのイベントだったので、それほどお話しは聞けませんでしたが、モータウンのサウンド以外の話し、例えば「どうやってシングルカットされる曲を決めていたのか」みたいな話はとても興味深いモノでした。ただ単に音楽を聴くより、音楽の歴史、背景を知ることによって、一層その曲を楽しめるんだと思うんですよね。
セカンド・ステージで登場したのは、
マイケル鶴岡さん(左)と、
IKURAさん(右)。
マイケル鶴岡さんは、'70年代のダンスステップをお客さんにレクチャー。IKURAさんはガッツさんの悪口いい放題(笑)
ライブって、トークも大事ですね。彼らがステージに立ったことで雰囲気は一変。お二人が会場をさらに盛り上げくれました。
そんなガッツさんからは、ビデオレター。
痛々しい姿から発せられた言葉は、「入院中に
ルーサー・ヴァンドロスみたいな顔にしてほしい」って(笑)
メイン・ヴォーカリスト不在のライブで、メンバーの方々も大変だったでしょうが、あっという間の3時間。
次回、機会があれば、ルーサー・ヴァンドロス風に変貌したガッツさんの唄声も楽しみたいなと思いました(笑)
(一部写真提供ファーストコールさん)
http://www8.plala.or.jp/jucon