Stairway to Heaven

僕が最初に手にした楽器（自分の意志で）はベースギターだった。
弦が４本でギターより簡単だろうという安易な理由。（コードも覚えなくていいし）

その当時（たぶん中学か高校のころ）、聴き始めた音楽はロック。
エレキベースやるんだったらロックでしょう！（もうこの頃はエレキをやっても不良と呼ばれない）

で、ディープパープル、ボストン、イーグルス、、ピンクフロイド、レッドツェッペリン・・・・・・・・・・・・・聴きました。
もちろん、ベースをコピーしようとするんですけど、ロックはギターがメインで（うるさくて）ベースが良く聴こえません。
もともと飽きっぽい性格なので、すぐにベースを弾くのをやめてしまいました。

その後、ディスコに行くようになり、ソウル・ミュージックを知ると、こっちはベースがビンビンに聴こえます（しかもカッチョええ！！）
再びベースがやりたくなりますが、ソウル、ファンクのベースはカッチョいいぶん難しい。（チョッパーとかもガンガン入ってるし）

簡単そうで始めたベースが手におえないので、６本も弦があって、コードも覚えなくちゃいけないギターなんてやる気もおきません。
その後はウクレレ、ハーモニカ、カリンバ、なるべく簡単そうな楽器を選んでチャレンジするんですが何をやっても挫折の連続。
あ～、楽器弾けるようになりたいと思いながらも、努力して頑張って頑張ってまでは弾けるようになりたいとは思いませんでした。
けっきょく聴く専門になり、音楽好きというわりには今一つ説得力がないような。


それでも、楽器が弾きたいという秘めたる気持ちは、心の奥底に常にくすぶっていたんです。
そしてあることをきっかけに（以前ブログにも書きました）、再びウクレレに挑戦、今度はウクレレソロ。（前回は弾き語り）

そしたら、今回は長続き。（１ヶ月ほど毎日練習しています）
今まで楽しくなかった練習が楽しいんですよ。
全く楽器が弾けなかったのに、１ヶ月くらいで３～４曲のレパートリー！！（って、まだたどたどしいですけど）
練習の成果が少しずつですが、目に見えるんです。
うまく弾けなくてもいいんです。なんか音と遊んでいる感じで。

最近は、ソウル、ファンクのこってり系より、アコースティックなものを聴くことも多くなりウクレレの音色も心地よい。
そしたら、急に聴きたくなったんですよね。
レッドツェッペリンの♪天国への階段（Stairway to Heaven）。
当時はロックギターをうるさいと思っていた僕も、このギターだけは心を打たれた。
もう何十年も聴いていないんですが、いまだに脳裏にしっかり焼きついている。




これをウクレレで弾けないだろうか？なんてね。
そしたら、ウクレレで弾いている人がいましたよ。（ウクレレバージョンは３分になってます）
http://www.cow-project.net/lele/mp3/sw2heven.mp3

この曲オリジナルは８分。覚えるだけでも大変です。
でも楽器って、好きな曲や気になる曲を練習した方が、簡単な曲を練習するより長続きするみたいです。（僕の場合）


今度、このアルバム探しに行こう。
楽器出来ると（出来るってほどではないけど）、音楽の楽しみ方も幅が広がりますね。