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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

死体遺棄事件で思うこと。

2009-11-12 21:43:37 | Weblog
英国女性の死体遺棄容疑で逮捕された容疑者が、1年2か月に渡って住み込みで働いていたというニュースを聞いた。
その間に、整形手術、逃亡生活の資金を100万円ほど蓄えたという。


ここで、僕はふと疑問に思った。
全国指名手配されている容疑者。
もちろん偽名だし、住所も不定、もしくは架空のものだっただろう。それでも働けるんだということ。



一時期、派遣切りが大きく問題になったことがあった。また、ホームレスやネット難民、働きたくても働けない人たちがいる聞いていた。
その大きな理由に「住所がない」ということだった気がする。

しかし、実際に住所がなくても働けるということが、今回の事件ではっきりした。
もちろん、容疑者が働いて会社の待遇がまともだったかは定かではない。
しかし、1年働けば100万円ほど蓄えられるのだ。
それを考えれば、その資金でアパートを借りることも出来るだろう。アパートを借りれば、もう住所不定ではなくなるので、仕事を選ぶ幅もぐんと広がるのではないだろうか?


今年初め、日比谷公園で「派遣村」なるものが出来た時に、当時総務大臣政務官だった坂本哲志氏は「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」という発言が問題になった。
その人の健康状態や周辺環境にも寄るだろうが、働こうと思えば、どこか働き口は必ずあるはずなのだ。

権利ばかりを主張し、行動が共わない人がいるのは確かではないだろうか。
そういう人たちに、無駄な税金が使われている場合もあるだろう。


どうして、もっと一生懸命生きないのでしょう?
そういう人たちがいる一方で、なぜ人の命を絶つ人がいるんでしょう?


事件について、詳しく知っているわけではないので、間違っている部分があるかもしれません。
でも、ニュースを聞いていたら、そんなことを感じた今日この頃でした。