「今度あなたのCDライブラリーに加わることになった一枚のCD(アルバム)をご紹介します・・・
いかがでしたか。このCDがあなたのCDライブラリーにおいて愛聴盤となることを願って・・・」
ライナーノーツ。
洋楽のCD・レコード(日本盤)にはそのアルバムのアーティスト、曲についての解説が書かれた文章が添えてある。
このブログを読まれている方の中にも、前出のフレーズに記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
彼のライナーノーツは必ず「今度あなたの・・・」で始まり、「いかかがでしたか。・・・」で締めくくられる。
このフレーズを何度も読んだ記憶があった。
しかし、その文章を書いている方とお会いする機会が訪れるとは当時考えたこともなかった。
音楽ジャーナリスト、吉岡正晴氏。
特にブラック・ミュージックに精通しており、評論家、翻訳家、文筆家としてご活躍されている。
ライナーノーツ以外にも、ラジオ等で彼の音楽に関する話を聞いていて、その知識の豊富さ、観察力の鋭さ、また文章力等々、ソウル・ミュージック好きな僕には神格化されたような存在だった。
そんな彼と初めてお会いしたのがちょうど8年前。某イベントで。
それ以降、時々お会いすることがあり、ちょうど僕がサラリーマンを辞めjuconを始めた時期ということもあり、そのことを日記に取り上げていただいた。
その文章がH.P.にある「juconの由来」。
23日渋谷タワーレコードで行われたイベント「マイケル・ジャクソン全記録 番外編」はその吉岡氏のイベントだった。
マイケル・ジャクソンが亡くなってから5ヶ月。彼の死は音楽ファンにとって大きな衝撃だった。しかし、それによって彼は再評価された。
生前、多くのゴシップ記事により、世の中には彼に対しての間違った情報が溢れ返っていた。正直どれが本当のことかを見極めることは難しい。
そんな中、マイケルのことを正確に、その魅力を多くの人に伝えようとしているのが「マイケル・ジャクソン全記録」の翻訳をした吉岡氏であり、「新しいマイケル・ジャクソンの教科書」の著者ノーナ・リーヴスの西寺郷太氏である。
23日は、この二人がマイケルについて語るというイベントだった。
トークは吉岡氏が83年8月に初めてマイケルと会ったことから始まった。
当時、スリラーの大ヒットにより、マイケルに直接インタヴューすることは出来ないという状況だったらしい。
そこで、吉岡氏はジャクソンズへの取材を申し込み、マイケルの兄、ジャッキーと話が出来ることになったいう。
単身アメリカに向かった吉岡氏は指定された場所に出向く。そして訪れた場所は、なんとマイケルの実家だった。
門を潜ると、鎖に繋がれたトラが番虎(?)として出迎えてくれたそうだ。そして庭にはキリンや象、バブルスがいたという。(笑)
吉岡氏がジャッキーにインタヴューしていると、その横をマイケルやラトーヤが歩き回っていたという。実家だから彼らがいてもおかしくはない。
というわけで、インタヴュー後、マイケルと話すことが出来たというわけだ。
しかし思わぬ状況であまり気のきいた会話が出来なかったと嘆かれていた。
そして一番の後悔はその時カメラの調子が悪くて、あまり良い写真が撮れなかったことだと。しかも、その被写体はマイケルよりもラトーヤが多かったという。(笑)
こんな感じでユーモアを交えながら、吉岡氏ならではの情報を聞かせてくれる。
途中から、この日のゲスト西寺郷太氏も加わり、更にコアなマイケルトークが続く。
幼児虐待疑惑から、映画THIS IS IT、ビリージーンの手袋の話等々、イベントに来ているお客さんもかなりのマイケル通。話は更にコアにコアに・・・(笑)
予定の1時間を20分以上も過ぎて、この日のイベントは終了。とても有意義な時間だった。
しかし当然ながら、マイケル・ジャクソンを1時間ちょっとで語れるわけはない。
もっと、マイケルを知るには、やはりこの二人が関わった本を読むと同時に、12月23日に行われる「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」に行かないといけないだろう。しかしこのイベント、チケット発売後3分で売り切れたという。僕は吉岡氏のご好意でチケットを確保することが出来た。
きっとタワーレコードのイベントは、この「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」の序章だったのだろう。この日は4時間に渡って、マイケルについて二人が話をするという。ここで語られる内容は更に濃いものになるのだろう。せっかくこんなイベントに参加出来るのだから、僕もマイケルについて正しい情報、魅力を伝えられればと思っている。
まだ1ヶ月近く先のイベントだが今から楽しみでならない。
いかがでしたか。このCDがあなたのCDライブラリーにおいて愛聴盤となることを願って・・・」
ライナーノーツ。
洋楽のCD・レコード(日本盤)にはそのアルバムのアーティスト、曲についての解説が書かれた文章が添えてある。
このブログを読まれている方の中にも、前出のフレーズに記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
彼のライナーノーツは必ず「今度あなたの・・・」で始まり、「いかかがでしたか。・・・」で締めくくられる。
このフレーズを何度も読んだ記憶があった。
しかし、その文章を書いている方とお会いする機会が訪れるとは当時考えたこともなかった。
音楽ジャーナリスト、吉岡正晴氏。
特にブラック・ミュージックに精通しており、評論家、翻訳家、文筆家としてご活躍されている。
ライナーノーツ以外にも、ラジオ等で彼の音楽に関する話を聞いていて、その知識の豊富さ、観察力の鋭さ、また文章力等々、ソウル・ミュージック好きな僕には神格化されたような存在だった。
そんな彼と初めてお会いしたのがちょうど8年前。某イベントで。
それ以降、時々お会いすることがあり、ちょうど僕がサラリーマンを辞めjuconを始めた時期ということもあり、そのことを日記に取り上げていただいた。
その文章がH.P.にある「juconの由来」。
23日渋谷タワーレコードで行われたイベント「マイケル・ジャクソン全記録 番外編」はその吉岡氏のイベントだった。
マイケル・ジャクソンが亡くなってから5ヶ月。彼の死は音楽ファンにとって大きな衝撃だった。しかし、それによって彼は再評価された。
生前、多くのゴシップ記事により、世の中には彼に対しての間違った情報が溢れ返っていた。正直どれが本当のことかを見極めることは難しい。
そんな中、マイケルのことを正確に、その魅力を多くの人に伝えようとしているのが「マイケル・ジャクソン全記録」の翻訳をした吉岡氏であり、「新しいマイケル・ジャクソンの教科書」の著者ノーナ・リーヴスの西寺郷太氏である。
23日は、この二人がマイケルについて語るというイベントだった。
トークは吉岡氏が83年8月に初めてマイケルと会ったことから始まった。
当時、スリラーの大ヒットにより、マイケルに直接インタヴューすることは出来ないという状況だったらしい。
そこで、吉岡氏はジャクソンズへの取材を申し込み、マイケルの兄、ジャッキーと話が出来ることになったいう。
単身アメリカに向かった吉岡氏は指定された場所に出向く。そして訪れた場所は、なんとマイケルの実家だった。
門を潜ると、鎖に繋がれたトラが番虎(?)として出迎えてくれたそうだ。そして庭にはキリンや象、バブルスがいたという。(笑)
吉岡氏がジャッキーにインタヴューしていると、その横をマイケルやラトーヤが歩き回っていたという。実家だから彼らがいてもおかしくはない。
というわけで、インタヴュー後、マイケルと話すことが出来たというわけだ。
しかし思わぬ状況であまり気のきいた会話が出来なかったと嘆かれていた。
そして一番の後悔はその時カメラの調子が悪くて、あまり良い写真が撮れなかったことだと。しかも、その被写体はマイケルよりもラトーヤが多かったという。(笑)
こんな感じでユーモアを交えながら、吉岡氏ならではの情報を聞かせてくれる。
途中から、この日のゲスト西寺郷太氏も加わり、更にコアなマイケルトークが続く。
幼児虐待疑惑から、映画THIS IS IT、ビリージーンの手袋の話等々、イベントに来ているお客さんもかなりのマイケル通。話は更にコアにコアに・・・(笑)
予定の1時間を20分以上も過ぎて、この日のイベントは終了。とても有意義な時間だった。
しかし当然ながら、マイケル・ジャクソンを1時間ちょっとで語れるわけはない。
もっと、マイケルを知るには、やはりこの二人が関わった本を読むと同時に、12月23日に行われる「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」に行かないといけないだろう。しかしこのイベント、チケット発売後3分で売り切れたという。僕は吉岡氏のご好意でチケットを確保することが出来た。
きっとタワーレコードのイベントは、この「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」の序章だったのだろう。この日は4時間に渡って、マイケルについて二人が話をするという。ここで語られる内容は更に濃いものになるのだろう。せっかくこんなイベントに参加出来るのだから、僕もマイケルについて正しい情報、魅力を伝えられればと思っている。
まだ1ヶ月近く先のイベントだが今から楽しみでならない。