負けてはいられない

裏だから、ぶっちゃけで書いちゃいますが、今回は体力的にも精神的にもきつかったです。



睡眠時間１時間で向った上野村フェスティバル。道志村も寒いですが、上野村も寒かった。
それでも、たくさんの人が来てくれればと思い、準備万端で臨んだんですが、お客さんが来ない。
昨年も少なかったんですが、今年はさらに少なかったみたいです。


たまに来るお客さんも、売れ筋の作品にほとんど興味を持たず、思った通り売り上げも上がりません。


出展者の中には、年金をもらいながら趣味で木工をしているような方も。
いい材料を使い、手間も存分にかけて、低価格で売っている。そういう人たちと同じ土俵で戦うのは、生活をかけてやっている僕らにはかなりキツいです。

最近はアマチュアの方々も、自分の作品自慢のような感じで出展される方も多くなっています。
そういう人たちは生活がかかっていないので気楽なもんです。

その中で、最低限の価格を提示しながら戦っている僕らの作品を、値切るお客さん。
出展者を行き来して、どちらの作品が安くなるか秤にかけているお客さん。
あなたたちは、僕らよりはるかにいい暮らしをしているでしょう。

本当に気に入ったなら、何百円って値切らないで欲しい。もっと、気持ちよく買い物して欲しい。本当に気に入っていることが伝われば、言われなくても出来る分は安くします。

安くなるなら買おうとかいう人には、買ってもらわなくてもいいと思っています。お金だけが全てじゃないでしょう。プライドまで売ってしまうことは決してしないです。

今年のお客さんは、ちょっと残念な方が多かった感じです。






いつも真剣に、気持ちを偽らないように、この仕事をするようになって、そういうことが大事だと思えるようになりました。
お金がないことは大変だけど、自分を偽って仕事をする方がもっと嫌です。誰かに媚びて生きることは出来ません。

お遊び気分で出展している出展者、ゲーム感覚で買い物をしているお客さん、中途半端な気持ちで取り組んでいる人たちには絶対負けてはいけないと思ってます。




本当はすごくキツい時もあります。逃げたくなったり、すがりたくなったり。
でも、プライドを捨てたら、僕が僕でなくなる。強い気持ちを持って生きていかなければいけないんです。


そんな気持ちを持っていられるのも、本当にjuconの作品を気に入ってくださる方がいるから。多くの方々が陰に日向に応援をしてくれているからでしょう。





もちろん、こんな状況の中でもjuconの作品を気に入って買っていってくださった方々がいます。そういう方々には本当に感謝しています！

おかげさまで、ギリギリ赤字にはならない程度の売り上げはありました。
そして、きっと数字には出ない良いことが、これからあるのではと信じています。（笑）
今を必死に生きていれば、それは絶対未来に繋がるはずですから！

今回はキツいこともありましたが、勉強になりました。




来年も上野村行きます！
可能性がある限りチャレンジしなくちゃね。
次回はもっともっと多くのお客さんと気持ちよくお話しが出来ればと思ってます。



それには、僕自身もがんばっていいモノを作り続けなくては！




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