海老蔵で考える

実は僕もケンカをして、あごの骨を折ったことがあります。


ケンカ後、家に帰ったら、夜中に寒気がして震えが止まらなかった。
その時は、まさか、あごの骨が折れているとは思わなかったです。



翌日、顔がパンパンに腫れちゃって、病院に行ったら、即入院って言われました。

その頃はサラリーマンで、僕は管理職の立場。
さすがに即入院っていうわけにもいかず、３日間で仕事を引き継ぎ入院しました。


「手術すれば２週間、しなければ１か月かかるけど、どうします？」って聞かれたんで、「手術で」と迷わず答えました。それが人生初の手術でした。


手術は、骨折している部分にチタンのプレートをボルトで留めるもの。
けっこう時間かかったみたいだけど、全身麻酔だったので、あっという間でした。（笑）


大変だったのは手術後。
あごを動かせないように、上の歯と下の歯をゴムのようなもので固定しちゃうんです。

もちろん、口は開けられません。「いっ～」ってやっている感じ。


で、このまま２週間。
食べ物は、重湯、具なしのみそ汁、ヤクルトって感じ。これを１日３食、２週間。


ちょうど、クリスマスの時期だったんですよね。
人生の中で一番ショボイ、クリスマスでした。（笑）


２週間後、ゴムをはずされても、筋肉が固まっちゃっていて、口に指１本入れられなかった。


あ～、ちなみに年末の忙しい時に入院したんで、会社の人は誰も見舞いに来ませんでした。
ったく、忙しい時に何やってんだ？って思っていたのでしょうね。（笑）



もう、１０数年前の話ですが、海老蔵さんの事件で思い出しました。
海老蔵さんも、しばらくは大変ですね。




僕のあごは、今でも、あくびとかすると、コキってなります。（笑）






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