「カワイイ」じゃないんですよね～

最近クラフトフェアに行く度に聞くのが「カワイイ」という言葉。
お客さんは、何を見ても、「カワイイ」って言う。


少し前までは、そう言ってもらえることに甘んじていたんだけど、あまりにもみんな「カワイイ」を連発するので、これはもう作品の評価としてでの「カワイイ」ではないなと感じています。

たぶん、この言葉は「あいさつ」なのでしょう。「こんにちは」と同じ。
作品ひとつひとつに「あいさつ」をしてくれているのだと思います。



そう思うと、作品の評価をしてくれるお客様というのはとても少ない。
売れる、売れないに限らず、自分の作品が他の方からどう思われるのかは気になるところ。しかし、「あいさつ」では判断のしようがない。


まあ、「カワイイ」と言われるモノしか作れない、僕自身がまだまだなんですけどね。



そんなことを感じていた時に、出会ったのがライダーベルト。
小学５年生の女の子、普通だったら「カワイイ」モノが作りたいんじゃないかな？もちろん、可愛いモノもいっぱい作ってました。
でも、ライダーベルトは可愛くないと思います。

ライダーベルトは、「カッコいい！！」んだと思うんですよ。

５年生の女の子が、「カワイイ」じゃなくて、「カッコいい」モノを作って来たことに、僕はきっとシビれちゃったんだと思います。あのライダーベルトを買った子供たちは、みんな「カッコいい」から欲しくなったんだと。


そう！僕もそういうものが作りたい！！

カッコいいモノ。

「これ、カッコいいね～」って言われるようなモノを本当は作りたいんです。



だから、僕もライダーベルトを作ろうかと。大人のライダーベルト！（笑）




って、プロが小学５年生のマネをするわけにはいきません。だから、ライダーベルトじゃないけど、カッコいモノ作ってみました！

















Ｄ.Ｊ．マイク。

何の用途もありません。でも、カッコいいと思いません？僕だけか？（笑）


これ見て、「カワイイ」って言う人は、たぶんいないでしょう。興味ないか、カッコいいだと思うんですよね。
だから、これが僕のライダーベルト！


まさか、ずぼら市に行って、小学生から刺激を受けるとは思いませんでした（笑）



これ、すごく気に入ってます！　

ありがとう！５年生。



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