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jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

多摩くらふとフェア・リポート(出展者編)

2015-11-24 21:48:13 | イベントリポート
久しぶりに出展した大きなイベント。顔見知りの出展者がたくさんいました。

まずは集合場所で、何人かの出展者たちと待ち時間を過ごし。




搬入が終わり、ディスプレーをしていると、昨年もこの会場でお会いした陶芸作家の小林美風さんが、差し入れを持って、挨拶に来てくれました。ご馳走様でした~

と、次に現れたのは、革作家さんの豆工房さん。
彼女はjuconのブログを見ているのかな~

こんなモノを持って来ました(笑)



上が、juconの作ったスパナ、下が豆工房さんの作ったスパナ???
なぜ、革作家さんが木でスパナを!? しかも僕より先に作っていたそうです。
恐るべし、豆工房~(笑)


僕の隣も革作家さん。



Bottega Glicineさんは、なんと外人!
これは英語の勉強になるか!!!って思ったんですが、彼はイタリア人でした(笑)
奥さまは日本人で、旦那様はだいぶ日本語が話せるんですが、時々わからない日本語が。
そんな時は奥さまが通訳してくれるんです。ということは、奥さまはイタリア語がペラペラ。
初めてお会いした作家さんで、本当かウソかわかりませんが、あまり売れないと言っていたので、親しみがわきました(笑)

その隣は楽印工作室さんで、彼は自転車で搬入・搬出というおもしろい男です。

目の前は納屋工房さん。
彼とはもう10年来のお付き合いらしいです。と言っても、一年に1~2度しか会わないので、まだ20回くらいしか会ったことがないということになります(笑)
彼も、いつも売れない売れないと言ってくれるので、juconには心強い仲間です!

そして、その隣がビーチ・ランバーさん。
彼はうちにも泊まりに来たことがあり、クラフト仲間としてはかなり親しい感じ。

しかし、こんなブースが近いことは初めて。
ヤツは売れるのか?って見ていると、朝からバンバンお客さんが来ていました。



その隣の納屋さんは・・・



よしよし、ヒマそうだ。さすがに納屋さんは裏切らない(笑)


納屋さんもjuconも、場所的にはかなり良い場所ですが、けっこうヒマ。
近くにヒマな出展者がいるのは、話し相手が出来て、とても好都合(笑)




ところが、なんと!納屋さんのところにお客さんが~



大きなオーダーも入ったようで、それまでと全然表情が違うのでムカつきます(笑)


しかし、納屋さんが忙しくなってしまうと、話し相手がいない。
早くヒマにならないかな~


全く、僕は何をしに来ているんでしょうね・・・



何か新しいモノを作らないと、このままではダメだって思っていた時、木とり舎さんとお話しするチャンスがあって、しばらく話したんですが、ちょっとヒントっぽいモノをいただきました。



しかし、juconほどではないにしろ、多くの人が例年よりヒマだったようで、工房山窩さん、Alnico Indigoさんなんか、しょっちゅう出歩いているのを見かけました(笑)あとは、顔は知っているけど、名前がわからない方も多数。



時期がズレたとか、天気がよくないとか、売れない理由をつけようと思えば、いろいろありますが、けっきょくは自分の作品に魅力がないから、お客さんが来ないんだと思います。
多くの人に気に入ってもらえるモノを作ろうとは思っていませんが、この仕事が続けていけるだけの稼ぎはないと、作りたいモノも作れなくなります。

今度の中央林間手づくりマルシェでは、少し違ったjuconを見せたいですが、新作間に合うかな?

あっ!中央林間には、ビーチ・ランバーさん、木とり舎さんも出展です。
ビーチ・ランバーさん、今度はお隣のブースなので、juconのブースにもお客さんがいるところを見せてやりたいです(笑)


今回、周りの出展者さんが顔馴染みの方が多く、その点では楽しかったかな(笑)








http://www8.plala.or.jp/jucon




多摩くらふとフェア・リポート(最終日編)

2015-11-24 10:16:15 | イベントリポート
天気予報では、午後から雨。
出展者たちは、朝から搬出の準備を始めている人も。搬出をスムーズに進めるための時間差の車の乗り入れにたいしても、不満を言っている人たちもチラホラ。

最終日の終了時間は15時。他のイベントよりは早い終了。それもきっと搬出の大変さを考えての配慮でしょう。


午後から雨という予報ですが、朝はわずかに陽が射し、本当に雨降るのか?という雰囲気。
初日よりは少ないもののお客さんも、けっこういらっしゃっている。




しかしなぁ~ 相変わらずヒマですよ。juconのブース。

場所的にはとってもいいところなので、売れない理由を人のせいには出来ないのが残念(笑)
初日、最終日とこの状況では、もう作品を見直すしかないです。


そんなところへ、以前もjuconの作品をご覧になられたことのある方がいらっしゃいました。
多摩くらふとフェアには、もう6回も出展させていただいているので、中には作品を憶えてくださっている方もいるみたいです。
で、そのお客さんが、「もしかして〇×※さん、知っています?」って。
そのお名前には憶えがなかったのですが、その方がなんとjuconのラジオ型ティッシュボックスをもっているというではありませんか!
もうちょっと詳しくお話しを聞くと、それはなんとjuconの工房に来てくださったことのあるTさんでした。
最初、旧姓(新姓?)を言われたので、僕はピンと来なかったんですね。


Tさん、juconの宣伝をしてくださっていたみたいで、お友達も声を掛けてくださったみたいです。
そして、なんと!そのお客さんにもお買い物もしていただきました。ありがとうございました! 
Tさんもありがとうございます。繋がりって大事ですね。


しかし、その後が昨日以上にヒマヒマです。




そんなところに見かけた顔の女性が。
陶芸作家の百花瀬の亜紗子さん。
出展しているのかと思ったら、日曜日まで他のイベントに出ていて、この日は多摩くらふとに遊びに来たそうです。
彼女の作品もすごく個性的で魅力的です。そんな彼女に、あまりにもお客さんが少ない状況にどういうモノが売れるか相談してみると・・・

フワフワ、キラキラ、ヒラヒラしたモノを作れば売れるんじゃないかと。
それらのキーワードのひとかけらも、juconの作品にはありません・・・
通りで、お客さんが寄り付かないはずだ(笑)

って、笑っている場合じゃないです。売り上げを出すには、こういう要素が必要なのか?
とすると、それは生理的に作れないなぁ~ これは困った・・・


でも、彼女もそういう要素なしに頑張っているんだから、僕も何か考えないとです。



そんな感じで、今後の展開を考えているうちに、時間は14時を過ぎ・・・
って、15時に終わるんだから、もう1時間しかないじゃないですか~

うわぁ~ このままでは完璧赤字です。
多摩くらふとフェアは比較的成績がよかったイベントだけに、この売り上げにはビックリ。
あんまり売り上げにはこだわりたくないのですが赤字では困ります。


と、そこへ一人の女性。
この日、3度くらいブースに足を運んでくださった気がします。
3度も来てくださったので、お声を掛けてみると、飛行船が気になると。
しかも、誰もが見向きもしなかった飛行船のマステ・カッター(笑)

でも、飛行船グッズは他のモノもあるので、どれにしようか悩まれているようだったので、作品についていろいろお話しをしていると、スタッフの里森さんがやってきました。 
里森さんは、スタッフとして会場にいらっしゃいましたが、本業は木工屋さんで大先輩にあたる方です。
そんな大先輩もお客さんとの会話に交わり、3人でしばらく話していると、なんと木工屋さんの里森さんが、「スマホ・スタンドをください」って! えっ~ ご自分で作れるでしょう!?(笑)
まさかのお客さんにビックリです。同業者に買っていただけるっていうのは、一般のお客さんに買ってもらうのとは、また違った喜びがあります。
そして、一緒にお話ししていたお客さんも、「私は、この飛行船をください!」って。
彼女の選んだのは、なんと飛行船inフレーム!



彼女がどの飛行船が良いか悩んでいる時に、僕自身としては、これが一番気に入っているというお話しをしたんです。決して、押し売りをするというんじゃなくて、本当にこれが気に入っていて、しかも実際に人気もあって、これが人気があったから、他の飛行船も作ったわけで、そんなお話しをしたんですが、まさかのこちらをチョイス!

juconのお客さんは90%くらいが顔馴染みさんの方ですが、この日初めてお会いしたお客さん、juconについて何の予備知識もない方にお気に入りを見つけていただいたことは本当にうれしい!
いっぱいお話ししてから選んでいただいたのもよかったです。こういう時、ヒマヒマも悪くないと思ってしまいます(笑)


あ~ 最後にいいお客さんに出会えてよかった~
って、思った時に現れたのが、ネジカメ・コレクターのヤギさん。この日も差し入れ持って来てくれました。
彼女は東京近郊のイベントには時々顔を出してくださる常連さん。
しかし、遅いなぁ~ もう終了時間まで1時間もないですよ(笑) でも、うれしい!

とそこへ、こちらも東京近郊のイベントには足を運んでくださっているHさんが登場。2人とも遅い!(笑)
でも、来てくださってありがとうございます!

ヤギさんとHさんは、同じ会場に来ることが多いので、すでにご紹介したことがあるかなって思っていたんですが、お会いするの初めてだったようです。
またjuconを通じて、新たな繋がりが出来たのはよかったなぁ~って。

で、ヤギさんにはスチームパンク風ピアノ型ネックレスを、Hさんには、すでにお買い物していただいた同ネックレスを、それぞれブローチにしてほしいと言われ、来週に出展する中央林間手づくりマルシェで、お渡しすることに。
その他に、Hさんには、なんと前のお客さんも悩まれていた飛行船型のマステ・カッターをご購入いただきました!
今まで見向きもされてなかったこのアイテムが、ここに来て急に注目度アップ!(笑)


そして最後の最後のお客さんは、初日の最初にお買い物してくださった奥様が旦那様を連れて来てくださいました。
その旦那様が選ばれたのは、なんと空き家on飛行船。
飛行船はやっぱり人気なのか?
もしかして、飛行船って、フワフワのジャンルなのかな?(笑)
2日も続けて来てくださるなんて、うれしいです。ありがとうございました!


けっきょく、最終日は5組のお客さん。初日は3組。
だけど、最初と最後のお客さんは同じ方なので、合計は7組のお客さんで、juconのことを全く知らなかったお客さんは一人だけ。
相変わらず、顔馴染みさんに助けらています。
しかし、顔馴染みさんだって、そう毎回お買い物していただくことも出来ないと思うので、この状況をなんとか打破しないとです。

今年のほとんどのイベントで売り上げが芳しくなく、このままではjuconの活動を続けていくにも支障があります。
やはり自分の気に入ったモノを作っているだけでは、生活していけないという事実を、この多摩くらふとフェアでつきつけられた感じです。


新規お客さんを獲得するには、フワフワ・キラキラ・ヒラヒラなのか?
ヒマ過ぎて、今後を考えるにはよかったのかも(笑)



雨はギリギリまで降らず、搬出の時にポツポツ来ました。
juconの車の乗り入れ時間は16時50分。約2時間の待ち時間ですが、片づけをしていたら、ちょうどいい時間でした。
ブースの位置を配慮した、この時間制の会場への車の乗り入れは、とってもいいシステムかなと。
まあ、どんな方法をとっても、全ての人に喜ばれるモノとはないはずで、でもそれに近づけようとしているスタッフの努力を感じると、売り上げとは関係なしに、またこのイベントに来年も出たいなって思いました。

全ての荷物を積み込み、車を会場から出す時に、誘導スタッフが一人一人が「お疲れ様」と声を掛けてくれることに、なぜだかウルって来ちゃった(笑)


売り上げ的には最悪、だけど気持ち的にはとっても暖かいイベントでした。
今後は、売上げも気持ちもいい感じにしていくのがjuconの課題です。


さて、今度の日曜日は、中央林間手づくりマルシェ
イベント中に、考える時間がいっぱいあったので、次の対策を思いつきました!
多摩くらふとフェアとは違うjuconを、ここでは見せたいと思います。行列出来ていたらゴメンよ~(笑)

というわけで、多摩くらふとフェアにいらっしゃった方も、いらっしゃらなかった方も、中央林間手づくりマルシェに足をお運びいただければと思います!



出展者編につづく。




http://www8.plala.or.jp/jucon