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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

クリエーターズマーケットVol.34リポート(番外編)

2016-06-21 16:10:39 | イベントリポート
地元にはほとんど親しい人はいませんが、イベントに行くとけっこう仲良くさせてもらっている方々がいて、イベント中もイベント外でも楽しい時間を過ごせます。
今回のアフター・クリマは、5月にjuconの工房に遊びに来てくださったN根さんご夫婦とご一緒させていただきました。

まず向かったのは、N根さんのご自宅。



なんと、この日はこちらに泊めていただけるというじゃないですか!



って、これ、旦那様が作られたドールハウス。



本当に、こういう人がいると困ります(笑)


さらに、以前juconが作ったサビサビのスパナに対抗して、こんなのも作られていた。



juconのはサビサビで動かないんですが、こちらは本当に動くんですよ~


まったく、豆工房さんにしろ、N根さんの旦那様にしろ、僕の作った以上のモノを作るのはやめてください(笑)
しかも、お二人とも手加工で作っちゃうんだから、とんでもない人たちです。
もう、こうなると、プロとアマチュアの境目は、貧乏生活に耐えられるかってことくらいじゃないんですかね?
いや、もちろん貧乏じゃないプロの方もいらっしゃると思いますが、それはごくわずかでしょう。

そんな貧乏な僕のこの日の晩御飯が・・・


な、なんと!
うな重ですよ~



うな重って、重箱に入っているからうな重かと思ってましたが、うなぎが2段に重なっているから、うな重なんですね!
そんなうな重はテレビでしか視たことありませんでした。
僕が今まで食べてきた、うな重はいったいなんだったんだ?
って言うほど、食べてないか(笑)

かすかな記憶をたどってみると、前回うな重を食べたのは4年前。
実際にこのブログを検索してみたら、4年前の3月に食べて以来でした。
ということで、この日の晩御飯は、オリンピック並みのイベントです!
次回うな重をいただけるのは、また4年後か?それともこれが人生最後のうな重なのか?
そんなことを思いながら、ひっさしぶりのうな重を堪能しました~

しかし、売上少ないのに、こんな贅沢しちゃっていいの?
って、思われるでしょうが、誠にありがたいことに、N根さんご夫婦にご馳走になってしまいました。
例え、売上がある程度あっても、偶然一万円を拾ったとしても、自分のお金ではうな重は積極的には食べられません。(拾ったお金は自分のか?)
本当に感謝、感謝の晩御飯でした。

しかも、晩御飯ご馳走になって、その上泊めていただいて、翌日のお弁当まで作っていただいちゃって、お二人のご厚意に思いっきり甘えさせていただいちゃいました。

高校卒業して、すぐに就職して、その時に会社の先輩に教えてもらったのが、人の好意を断ってはいけないっていうものでした。
この教えだけは、ずっと守り続けています(笑)
そのうち、ご恩返しができればと思っていますが、実際にできるかどうか? 

N根さんご夫婦のように、懇意にしてくださる方々がいらっしゃるので、juconは貧乏に負けずに頑張れています(笑)
そもそも、お金があることだけが幸せじゃないですからね。こういう方々に囲まれて仕事ができているってことは、僕にとっては最高の幸せだと思います。

こういう方々に恩返しができるとすれば、さらに良いモノを作り続けていくということしかないと思いますので、そこで頑張っていきたいと思っています。


さて、次回のイベントは真夏のデザインフェスタですが・・・




通販始めました!


クリエーターズマーケットVol.34リポート(出展者編)

2016-06-21 12:14:32 | イベントリポート
クリマでは、お客さんよりも、出展者さんの方が顔馴染みの方が多いような。
今回も搬入時から、元きらみるのmomo*pottery(ももぽたりー)さん、ふるかわやの正ちゃん、EM-worksさんにお会いしました。

juconの現在のブームはロボットってことで、このブームを全体に広めようと、他の出展者さんにもロボット作ってってお願いしているんですが、唯一その話にのってくれたのは、EM-workさん。
で、彼の作ったロボットはこれ!



その名も、革人って書いて、かわんちゅ! 
って、ロボットじゃないのか?
一応、革を愛するロボットらしいです(笑)

ですが、一体も売れなかったって・・・

ちなみにWOOD WORKSのリョウさんにもお願いしたら、こんなの作りました。



やる気のなさが目に見える作品です(笑)



ロボットブームへの道のり、まだまだ遠いようです・・・

ちなみにcb worksさんに「ランプマンはロボット?」って聞いたら、「ロボットじゃない」って。
だから、バカ売れなんですかね?(笑)
そんなcb worksさんには、新作のマステカッターをお買い上げいただきました。作品を包むのにさぞ活躍したことでしょう(笑)


バカ売れと言えば・・・


今回、お隣さんはペンギンダイブさんという方で、初めてお会いする方だったんですけど、初日、搬入が始まってもなかなか来ないんですよ。
ブースには貸机が置いてあって、やっと来たと思ったら、段ボール箱一つだけ持って来ただけだったんです。
まさに重役出勤な感じだったんですが、20代前半と見えるその男性は、初めに周りの出展者さんたちにショップカードを配って挨拶していて、好青年な感じ。
ディスプレーはとっても簡素で、机の上に簡単な棚を置くだけ、作品の点数も種類もそんなに多くない。

ところがですよ、スタートして見れば、ペンギンダイブさんの作品がバンバン売れるんですよ。
バンバンって言ったって、行列ができるとかじゃないんですけど、その作品の単価が高い。一番安いので5,000円くらいかな。
それも20代前半の女性ばかりが、一度に1万円、2万円とお買い物して行くんです。客単価がメチャメチャ高いんですよ。
juconは千円前後の作品を売るのにも苦労しているっていうのに、この売れ行きにビックリ。
彼の反対隣の大阪のオッちゃんも、「どないなっとるや?」みたいな。

そして、さらにビックリなのは、お客さんが作品を見るのも、両手で水をすくい上げる時のようにして優しく包み込んで見ているんです。
juconの作品を見る人は、雑に扱う人が多いんですよね~ 

そして、彼女たちは手にとった作品たちを見ながら、口々に「可愛い~」っていうんですが、僕にはどこが可愛いか全然わかりません。どちらかというと気持ち悪いだと思うんですけどね。





それだけ彼の作品には魅力があるんでしょうけど、その魅力が僕もオッちゃんも全く分からない。これはもうジェネレーションギャップなのでしょうか?

クラフトマンとして、荷物少ない、什器が簡素、単価の高いものが売れるっていうのは理想的です。
こっちは作品が売れないんで、什器を凝ったり、買いやすいモノをと思って、単価の低いモノをあれこれ考えているのが、それを見ていたら、なんだか虚しくなって来ました。
やっぱり作品が良ければ、高くても売れるってことですね。その証拠に、彼が留守の時にも、隣のオッちゃんが彼の作品を2つも売ってました。
客数的には、もしかしたらjuconと同数くらいかもしれませんが、売上的には10倍以上だったんじゃないでしょうか?

僕もオッちゃんもクラフトマンとしてのキャリアは長いと思うんですが、これを目の当たりにして、いろいろ考えさせられました。
だからと言って、これと同じモノは作れないし、作りたいとは思わないんですけど、今のままではダメなんで、何か変えないといけないんじゃないかと思います。
自分の作品の魅力をさらに生かせる何か新しい方法を・・・


まだまだ成長中のjuconですが、そんなjuconを応援してくれている仲間たちもたくさんブースに足を運んでくださいました。
今回、評判のよかったマステカッターのオーダーをしてくださったASAKOさんは、娘さんと一緒に顔を出してくれました。
出展されてなかったけど、ITOクラフトさんや丹歩歩さんは差し入れ持ってきてくれました。
その他、Whiteclosetさん、コノコトさん、ぽつりさん、カスミン百時さんスタッフさん、お名前はわからないけど、顔馴染みの出展者さんたちと楽しい時間を過ごせました。

なかなか厳しいクリマですが、次回も出展して、新生jucon?で、リベンジしたいと思います(笑)


次回ブログは、番外編です。





通販始めました!