数年前に、諸事情により手に入れた振り子時計のムーブメント。
アンティーク品だということでしたが、僕にはその価値がわからないので、そのまま放置していたんです。
いつか、歯車を使って、何か作品を作ろうと思って・・・
しかし、時々何かの拍子で、この時計が動くことがあったんです。
もしかしたら、この時計、まだ使えるんじゃないのか?
そんなことを考えていたら、よけいに分解できませんでした。
Green Grainさんのイベント中、ふとこの時計のことを思い出し、荒川さんにご相談してみたんです。
荒川さんはアンティーク品をたくさん見てこられているし、ひょっとしたら直せちゃうんじゃないのかな?という思いもありました。
そして昨日、納品に伺った時に、このムーブメントを持って行って見てもらいました。
僕はじっくり見たことがなかったんですが、NEW YORKという文字が刻んであることを荒川さんが発見!
アメリカの時計だったんですね~
ANSONIAというのは、おそらく社名でしょう。
ムーブメントが付いている板の裏はこんな。
おそらく時計を分解して、ムーブメントだけをこの板に取り付けておいたのでしょう。
板に書かれているのは動中有静?
昭和43年秋日?
かな?と思っていたんですが、G.G.奥様が明治43年じゃないの?って!
明治43年!?
ということは、1910年ですよね。
そんな古いんだ~
いや、でもこの板と時計は関係ないので、時計自体が古いとは限らない。
そこで、ムーブメントをよ~く見てみると・・・
PATENTED JUNE 18 1882の刻印!
1882年製?
ということは、135年も前のムーブメントか~!!
ヤバい、本物のアンティークですよ。
これは、できれば動かしたい!
動くように出来ればれば、僕がカッチョいい側を作って甦らせたい!!
しかし、僕は振り子時計の仕組みが全くわかっていません。
荒川さんの話に寄ると、ゼンマイは2つあって、一つは針を動かすため、もう一つは時報を鳴らすためにあるそうです。
時報を鳴らす方のゼンマイは、ロックを解除してやると、歯車が動きだし、ボーンボーンと鐘をならします。
針を動かす方のゼンマイはロックされたまま?
振り子を動かすと、歯車が回り出すのですが、長く続きません。
ということは、そっちのゼンマイは動いてないのか?
でも、振り子時計って非常に繊細で、垂直じゃないと止まってしまうらしいです。
ゼンマイがダメなのか?それとも垂直に立ってないのか?あるいは他に原因があるのか?
ここは、数々のアンティーク品を見てきた荒川さんに委ねるしかありません。
荒川さん、よろしくお願いします!
えっ~
えっ~~
えっ~~~
壊した・・・
1882年製の貴重な振り子時計が~
この動画、何回見ても笑えます(笑)
このゼンマイビヨ~ンは、致命的な失敗ではなく、再びゼンマイを巻くことで、簡単に直りました。
その後も、針がプランプランになっていることに気がつき、いったん針を外して緩みをなくしたり、歯車の回転をよくするために、CRCを吹き付けたり、僕たちでできそうなことはだいたいやってみましたが、どうしても歯車が回り続けません。
もうちょっとで直りそうな気がするんですけどね~
けっきょく、Green Grainさんのお店では直らなかったんですが、たくさんのヒントをいただいたので、今日家で、もう一度、試してみたんです。
そしたら・・・
おう~!!
動いている~
135年前の時計が時を刻み始めました。
歯車は今も回り続けています。やっぱり壊れてなかったんだ~
しかし、針は動くようになりましたが、今度は時報を鳴らす方の歯車が動かなくなりました。
もしかしたら、ゼンマイを巻けば直るのかな?
Green Grainさんのお店にはあった、ゼンマイを巻くネジがうちにはありません・・・
ということは、針を動かしている方のゼンマイも、巻けないってことで、明日にはまた止まってしまているのか?
ゼンマイのネジ、欲しいなぁ~(笑)
Green Grainさんのお店に売っているのかな?
しかし、荒川さんのおかげで、この時計を動かすことが出来ました!
さすが、アンティークのプロですね~!ありがとうございました。
もう明日には止まってしまうかもしれない時計ですが、今は静まり返った僕の部屋の中で、135年前と変わらないチクタクという音を鳴り響かせています。
その音に、なんとも言えない心地よさを感じているjuconでした。
★作品のお問合せ、オーダーはココから
★通販始めました!
★ホームページ
アンティーク品だということでしたが、僕にはその価値がわからないので、そのまま放置していたんです。
いつか、歯車を使って、何か作品を作ろうと思って・・・
しかし、時々何かの拍子で、この時計が動くことがあったんです。
もしかしたら、この時計、まだ使えるんじゃないのか?
そんなことを考えていたら、よけいに分解できませんでした。
Green Grainさんのイベント中、ふとこの時計のことを思い出し、荒川さんにご相談してみたんです。
荒川さんはアンティーク品をたくさん見てこられているし、ひょっとしたら直せちゃうんじゃないのかな?という思いもありました。
そして昨日、納品に伺った時に、このムーブメントを持って行って見てもらいました。
僕はじっくり見たことがなかったんですが、NEW YORKという文字が刻んであることを荒川さんが発見!
アメリカの時計だったんですね~
ANSONIAというのは、おそらく社名でしょう。
ムーブメントが付いている板の裏はこんな。
おそらく時計を分解して、ムーブメントだけをこの板に取り付けておいたのでしょう。
板に書かれているのは動中有静?
昭和43年秋日?
かな?と思っていたんですが、G.G.奥様が明治43年じゃないの?って!
明治43年!?
ということは、1910年ですよね。
そんな古いんだ~
いや、でもこの板と時計は関係ないので、時計自体が古いとは限らない。
そこで、ムーブメントをよ~く見てみると・・・
PATENTED JUNE 18 1882の刻印!
1882年製?
ということは、135年も前のムーブメントか~!!
ヤバい、本物のアンティークですよ。
これは、できれば動かしたい!
動くように出来ればれば、僕がカッチョいい側を作って甦らせたい!!
しかし、僕は振り子時計の仕組みが全くわかっていません。
荒川さんの話に寄ると、ゼンマイは2つあって、一つは針を動かすため、もう一つは時報を鳴らすためにあるそうです。
時報を鳴らす方のゼンマイは、ロックを解除してやると、歯車が動きだし、ボーンボーンと鐘をならします。
針を動かす方のゼンマイはロックされたまま?
振り子を動かすと、歯車が回り出すのですが、長く続きません。
ということは、そっちのゼンマイは動いてないのか?
でも、振り子時計って非常に繊細で、垂直じゃないと止まってしまうらしいです。
ゼンマイがダメなのか?それとも垂直に立ってないのか?あるいは他に原因があるのか?
ここは、数々のアンティーク品を見てきた荒川さんに委ねるしかありません。
荒川さん、よろしくお願いします!
えっ~
えっ~~
えっ~~~
壊した・・・
1882年製の貴重な振り子時計が~
この動画、何回見ても笑えます(笑)
このゼンマイビヨ~ンは、致命的な失敗ではなく、再びゼンマイを巻くことで、簡単に直りました。
その後も、針がプランプランになっていることに気がつき、いったん針を外して緩みをなくしたり、歯車の回転をよくするために、CRCを吹き付けたり、僕たちでできそうなことはだいたいやってみましたが、どうしても歯車が回り続けません。
もうちょっとで直りそうな気がするんですけどね~
けっきょく、Green Grainさんのお店では直らなかったんですが、たくさんのヒントをいただいたので、今日家で、もう一度、試してみたんです。
そしたら・・・
おう~!!
動いている~
135年前の時計が時を刻み始めました。
歯車は今も回り続けています。やっぱり壊れてなかったんだ~
しかし、針は動くようになりましたが、今度は時報を鳴らす方の歯車が動かなくなりました。
もしかしたら、ゼンマイを巻けば直るのかな?
Green Grainさんのお店にはあった、ゼンマイを巻くネジがうちにはありません・・・
ということは、針を動かしている方のゼンマイも、巻けないってことで、明日にはまた止まってしまているのか?
ゼンマイのネジ、欲しいなぁ~(笑)
Green Grainさんのお店に売っているのかな?
しかし、荒川さんのおかげで、この時計を動かすことが出来ました!
さすが、アンティークのプロですね~!ありがとうございました。
もう明日には止まってしまうかもしれない時計ですが、今は静まり返った僕の部屋の中で、135年前と変わらないチクタクという音を鳴り響かせています。
その音に、なんとも言えない心地よさを感じているjuconでした。
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