モノづくりをされる方の中には、自分の作ったモノを「作品」という方と「商品」という方がいます。
「作品」と「商品」、どう違うのでしょう?
ここからは僕の考えをお話しますね(^^)
僕は、コンセプトのもと、メッセージが込められて作られたモノが「作品」だと思っています。
それに対して、商品というのはニーズを考え、自分の想いよりもお客さんのことを考え作られたモノ、それはもしかしたら最終目的にはお金を手に入れるために作っているモノなのかな。
あくまで、これは僕が勝手に思う、「作品」と「商品」の違いですが、僕の中で、この二つは全く別物というイメージです。
これに似たことで、「出展」と「出店」もあります。
この2つの言葉にも、僕の中には明快な違いがあります。
「出展」は「作品」を展示販売する時に使い、「出店」は「商品」を展示販売する時に使うんだと思ってます。
「作品」を「出展」する場合、見てくれた方にコンセプトやメッセージをお話できれば、例えその時に売れなくても失敗ではないと思うんですね。メッセージが伝わり共感をいただければ(^^)
しかし「商品」を「出店」する場合は、売れなければ、そこで失敗になるのではないでしょうか?
だから例え、自分でモノづくりをされている方でも、「商品」を「出店」すると言っている人は、「作家」ではなく「商売人」だと思ってます(笑)
このブログに何回も書いていますが、juconのコンセプトは「再生」です。
世の中にムダなモノはなく、今はポンコツだったり、ゴミだったり思えるモノも、使い方や使う場所を変えるだけで、すごく魅力的になれるはず。それは材料だけではなく人も含めて。
そういう使い方や場所が見つかった時、ポンコツやゴミは宝物へと再生されるんです(^^)
しかし、そう簡単には宝物にはなれない(笑)
宝物になるには努力が必要です。努力を忘れてしまえば一生ポンコツのまま。
だから、みんな頑張って自分の居場所を見つけようよ!
というメッセージを込めて作っているのが見習い君です(^^)
見習い君が、いろんなことにチャレンジしているのは、自分が輝ける場所を探しているんです(^^)
juconのクジラたちは、再生可能エネルギーを動力源としています(そういう設定ね)
この再生可能エネルギーは、すでに使われている太陽光、風力、中小水力、バイオ、地熱だけでなく、核廃棄物や、Co2、マイクロプラスチック等の、今は処理に困っているゴミを利用できるように再生して、環境汚染を抑えられる未来になればいいなという想いを込めて作っています。
juconは、コンセプトのもとメッセージが込めて「作品」を作っているのですが、それらは生活必需品ではないので、実際はなかなかお買い物してもらえません(^^;)
現実問題として、お金がなければ「作品」も作れなくなるわけで、そのためにはやっぱり、ある程度稼げる「商品」も必要となってくるんです。
と言っても、そう簡単に売れるものは作れない。売れるものってのは、みんなが作るので、けっきょくは儲からないか、大量生産品に負けちゃうんですよね。
だから「商品」なんだけど、「作品」に近い「商品」が必要!
わけわからなくなってきた(笑)
先日作った木の絵の具、これは特にメッセージ性もなく、なんとなく作りたくて作っちゃったんですが意外に好評(^^;)
「商品」として売れれば、売れるのかもしれないけれど、できれば「作品」に近づけたい(笑)
というわけで、あの絵の具をこんな風にしてみましたよ!
絵の具を主役にするのではなく、見習い君のわき役とすれば「作品」寄りになるのでは?(笑)
ということで、お絵描き見習い君誕生です!(^^)
そして、彼らにこんな会話をさせてみました。
見習い君は、いろんな失敗を経験しながら成長していくんです!
失敗は失敗と思ったら失敗ですが、それを成長の糧にできれば、それは失敗ではなく良い経験になると思いますよ(^^)