Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

くまのアーマチュア

2006-11-18 | テディベア

くまのアーマチュアができてきた。
アーマチュアというのは、人形アニメーションを作るときに、人形の動作を固定させるために中に入れる骨組みのこと。
今年の夏のアニメーターの作品展で知り、くま用のオリジナルをお願いしていた。
これは、人形の骨組みとして使うのではなく、アーマチュアそのものを使ってアニメを作りたいと言っていた私の希望で、製作者の方が、試行錯誤を重ねた結果、生まれたもの。

 

後ろ側、ジョイントの針金が取り替えられるように、小さなビスでとめてある。
足の裏には、撮影の時、固定できるように、ネジ穴があけてある。
材質のアルミ板の厚さ6mm、身長18cm、ジョイントの針金もアルミ、ビスとナットはステンレス製。

 

製作者桑田覚さんのサイン、B01のナンバーは、Bear1号。

 

さっそく、歩かせてみる。

 

手首も曲がるし、小さな爪もついているので、本も読める。

 

このアーマチュアをつかって、アニメーションを作る。
まず、撮影用の特設スタジオ(笑)を作る。
パソコンデスクの横に、机を置いて、背景を作り、電話帳やドアストッパーまで利用して高さを調節、ガムテープ、両面テープをやたらに使って、すべてのものを固定する。
ペンチも必需品。
設営までに1時間半、肩を骨折しているので、先生役のアニメーターの石井あみさんにほとんどお任せ状態だった。

 

撮影開始、ひとこまづつ、くまのポーズを撮っていく。
ここでも、ポーズを決めてくれるのは、石井あみさん、私は、見習いのまた見習い状態、パソコンと連動しているカメラのスイッチを押す係り。
まあ、ストーリーをすすめるお口はだして、目では、しっかり、プロのアーマチュアの動かし方を見ていた。
黒いお団子のようなのが、パソコンと連動したウェブカメラ。

 

新聞紙を折って帽子を作り、被ってポーズをとるくま。
撮ったこま数285フレーム、上映時間28.5秒、製作時間は、プロの方の手を借りて、4時間。


使ったのは、クレイタウンというソフトとウェブカメラです。
処女作で、ストーリーも練れていませんが、とりあえず、ホームページにアップしました。
出来上がりを、見ていただけますと、うれしいです。
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