五料茶屋本陣の馬屋。
ケズリバナが飾り付けられている。
ケズリバナは小正月の「つくりもの」で、神棚、仏壇、木戸神、堆肥場、井戸神、山の神、屋敷神などに供える。
13日に作り、14日の夕方にお飾り替えをするという。
木は「のうでんぼう」という木や「あさがら」という木。
あさがらという木は、魔を避け、生命力が旺盛で谷地に生えているというが、黄色が強いので、この木で作ったハナを金バナとよんでいる。
篠竹の足がついているハナは、金バナ銀バナとともに、ハナを南に向けて供えるという。
栃木県都賀郡の早乙女幸男さんの特別出品、ケズリバナの説明もしてある。
他に、藁細工などもあったが、藁は五穀豊穣を意味するとのことで、各地でいろいろな形が継承されてきている。
こういう細工を、土地の人に習ってみたいなぁ。