「ウサギの小学校の物語」は、1924年に出版され、今なお人気のドイツ古典絵本だそうです。
そのお話が6つのケーキになりました。
くーたんのおやつに選んだのは、そのなかのひとつ「イースターのたまご」です。
いただきま~す。
どんなお話か、知りたいでしょう、お話の前半は、こんな感じですよ。
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続きを知りたい人は、次の文章に続きます。
今日はどうやらキツネのお話みたいだ。
生徒の一人が教科書を読み始めた。
「キツネというのはずる賢くて、草むらや畑、茂みの中を抜き足、差し足、忍び足。こっそり、そーっとやってくる。つかまったらたいへんだ。」
ボクがいたずら好きなのは分かるけど。
ちょっと言い過ぎじゃないかな…。
次は図工の時間だ。イースターエッグを作るんだって。
みんなとってもうれしそう。
飛びきりキレイな絵の具を選んで、筆を上手に使って…。
色とりどりに塗っていくな。
休み時間にみんなでワイワイ遊んだら、今度は楽しい音楽の時間。
先生のバイオリンに合わせて、みんなは声をそろえて歌うんだ。
風に乗った歌声を聞いて、森の小鳥や動物たちも集まってきたよ。
今日の学校はこれでおしまい。
みんなで帰り道を歩いていると、茂みの中から声がする。
そこにいるのは誰だろう? 茂みをよ~く見てみると…。
あっ! あそこにいるのは、ボクのお兄ちゃん! お兄ちゃんぎつねだっ!
ウサギたちにちょっかいを出そうとしていたみたいだけど、
子ウサギたちは、ビックリ仰天! 一目散に逃げ出しちゃった。
お家に帰った子ウサギたちは
お母さんの美味しい晩ご飯でお腹いっぱい!
いいな、いいな。ウサギの小学校ってとっても楽しそう!
ボクもウサギの子になってみたいな。