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鳩山代表 オバマ大統領と電話会談! 3党協議は?

2009-09-03 18:30:08 | 国際関係
2009年9月3日(木)

 民主党『新政権』の初の外交の門出は無難に執り行われたようです。

 オバマ大統領との電話会談で、鳩山氏が話したことだけしかマスコミには出ていませんが、これは鳩山氏のインタビューによれば、「オバマ氏の発言内容は鳩山氏から公開してはならない」との約束がなされたからのようです。

 従って、オバマ大統領が「核兵器廃絶」について意見交換したかどうかは不明です。

 一方、鳩山氏は「大統領は気候変動、核廃絶・不拡散にリーダーシップを発揮されている。私たちも同じ気持ちの政党だ。経済問題も互いに解決するよう努力しよう」と表明したようです。
 最初の会談で、一応「核廃絶」も言葉として出されたことは評価しておきたいと思います。

 当ブログは、民主党政権支持の立場ではありませんが、当面は暖かく見守って行きたいと思います。

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 さて、もう一方の『与党3党』による政権協議の方は、入口からなかなか難航しているようにマスコミは伝えていますが、どうなんでしょう。
 マスコミは、ちょっとの違いを「針小棒大に」伝えている可能性があります。

 その中でも、選挙中の3党共通公約に加えて
(1)核兵器廃絶の先頭に立つ
(2)東アジア共同体の構築を目指す
(3)緊密で対等な日米同盟関係
 では、一致したそうですから、まずまずの出だしではないでしょうか?
 
 また、これに加えて、国民の命に関わる喫緊の政治課題として
 * 新型インフルエンザ対策
 * 災害対策
 でも合意したということですから、重要な進展だったと思います。

 しかし、「村山トラウマ」とかがあるようで、社民党にとっては今後悩ましいところですね。
 きのうの処は、結構社民党の要求を明確にしたようですが、今日はどういう結果になったのでしょうか?

 鳩山氏は、社民党と国民新党の代表(党首という意味ではなく、代表者)を「国家戦略局」委員にして、審議に参加してもらう方向だとか?
「社民も国家戦略局に」鳩山代表が参加求める(読売新聞) - goo ニュース
 「国家戦略局」に社民党が入るのかどうか?独自性を発揮できるのかどうか?
『要観察』です。

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鳩山代表「日米同盟が基軸だ」 オバマ大統領と電話会談(朝日新聞) - goo ニュース

「対等な日米関係」明記を提案…民主が連立協議で(読売新聞) - goo ニュース

3党連立協議、今夜再開=外交・安保で調整(時事通信) - goo ニュース

政策合意案、核廃絶目指すと明記 3党連立に向け(共同通信) - goo ニュース

 社民、国民新両党も戦略局参加へ
  政策調整は政府内で

          河北新報 2009年09月03日木曜日
 民主党は3日、社民、国民新両党との連立政権樹立に向けた協議に関し、予算編成などの基本方針策定のため内閣に新設する「国家戦略局」に両党議員らも加え、政府内で3党が政策調整する案で合意を得る検討に入った。与党が政策決定に関与できるよう、社民党が求めている与党連絡調整機関は権限を小さくする方向だ。
 両党の国会議員か事務局幹部を首相補佐官などの肩書で戦略局入りさせ、(1)外交・安全保障を含めた政権の基本政策(2)成立を目指す法案の内容(3)国会の運営方針―の調整に参加させる方向。
 社民党は1日の常任幹事会で、与党連絡機関を設置し、その合意がなければ閣議決定できないような仕組みを求めることで一致。だが衆院選公約で「政策決定一元化」を掲げた民主党は「政府、与党の二元体制になる」(幹部)と難色を示していた。
 ただ、社民党の「連立政権の政策調整は政党間で行われるべきだ」(幹部)との主張に配慮し、幹事長、政策責任者レベルによる政党間協議の場を設けることで理解を求める考えだ。
 福島瑞穂党首は2日、民主党の鳩山由紀夫代表に「社民党の政策が反映される仕組みを保証してほしい」と要請。鳩山氏は「考えたい。国家戦略局に入り意見を言ってもらうこともある」と答えていた。
 政策責任者レベルで2日に始まった連立協議では、社民党の阿部知子政審会長が、民主党の直嶋正行政調会長に連絡機関設置を求めたが、幹事長レベルでの協議に委ねることになった。

     河北新報 2009年09月03日木曜日