民主党の党と政府の人事が少しずつ固まってきたようです。
菅・国家戦略相、岡田・外相 鳩山政権の骨格人事固まる(朝日新聞) - goo ニュース
その中で、河北新報が公設秘書など秘書の扱いについて下記の
ニュースを配信していましたので引用します。
今日も手抜きで済みません。
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親族の公設秘書解禁へ 民主、大量新人誕生で苦肉の策
衆院選圧勝で143人もの新人議員が誕生し、大量の秘書不足が見込まれる民主党は5日までに、3親等以内の親族を公設秘書として採用することを禁止した内規を緩和する方向で検討に入った。苦肉の秘書確保策だが、民主党議員にとっては兄弟姉妹の公設秘書が思わぬ形で解禁されることになりそうだ。
国会議員の公設秘書の親族採用に関しては、2004年に改正された国会議員秘書給与法で、配偶者の新規採用が禁じられた。それに加え、民主党は「政治とカネ」問題で透明性確保に向けた取り組みのアピールを狙い、独自に厳しい党内基準を設けてきた。
しかし、ここへきて新人議員のスタッフがいないという異常事態を避けるため、同法に準じるレベルまで採用を解禁する方向となった。
一方、歴史的な大敗で解散時から181議席を失った自民党では、500人以上の公設秘書が失職し、大量の再就職希望者が出てくるとみられている。民主党議員がこれらの人を採用することもできるが、「業者との癒着など自民党の悪い部分が伝染する」(ベテラン議員)、「自民党に情報が漏れかねず、好ましくない」(民主党秘書)として採用に慎重になっているのが実態だ。
国会議員秘書給与法は、04年に民主党の佐藤観樹元自治相が勤務実態のない女性を公設秘書にして国から支給される秘書給与をだまし取った事件が起こったことを受けて規制強化が叫ばれ、改正された。
河北新報 2009年09月05日土曜日
岡田外相、菅国家戦略相を内定
=財務・藤井氏で調整-小沢氏が党人事案"_blank">
時事通信 2009年9月5日(土)18:03
民主党の鳩山由紀夫代表は5日、新政権の外相に岡田克也幹事長(56)、予算の骨格などを策定する首相直属の国家戦略局の担当相に副総理兼務で菅直人代表代行(62)をそれぞれ起用することを内定した。財務相には藤井裕久最高顧問(77)を充てる方向で調整に入った。一方、鳩山氏は同日午後、次期幹事長に内定した小沢一郎代表代行と党本部で会談し、党と国会の運営は人事を含めて一義的に小沢氏に委ねる考えを伝えた。
鳩山氏は、参院議員会長を務める輿石東代表代行(73)は来年夏の参院選を見据え留任させる意向。入閣が固まっている直嶋正行政調会長のポストは経済産業相などが浮上している。既に内定した平野博文役員室長の官房長官への起用と合わせ、7日の党幹部会でこれら党・閣僚の主要ポストを決定。16日召集の特別国会での首相指名を控え、社民、国民新両党との連立政権合意を急ぐ方針だ。
鳩山氏は5日夕、岡田氏の外相、菅氏の国家戦略局担当相への起用と、輿石氏の留任について「できれば決めていきたい」と記者団に表明した。
国家戦略局担当相は党政調会長兼務とし、政策決定の内閣一元化を目指す。鳩山氏は、政治主導のシンボルとなる同担当相を特に重視しており、「脱官僚支配」に積極的に取り組み、知名度も高い菅氏が適任と判断した。新政権の外相は、海上自衛隊のインド洋での給油活動からの撤退問題などで対米交渉に当たる重責を担うため、米国に人脈がある岡田氏を起用することにした。
また、藤井氏は旧大蔵省出身で、細川、羽田両政権で蔵相を務めた。鳩山氏としては、「霞が関」に精通する藤井氏を財務相に起用し、菅氏との連携で予算の無駄排除などに当たらせたい考えだ。