今日は民主党の党大会が開かれ、昨日来の関係者3名逮捕に抗議する声を小沢幹事長と鳩山総理が上げていたが、その話はよして少し柔らかい話題を・・・
安藤美姫選手のコーチとしてフィギュアスケート五輪代表の座を安藤美姫選手にもたらしたモロゾフ・コーチが著書の出版記者会見に臨み、日本スケート連盟を強烈に批判したという。
どうも記者会見での発言ではなく、著書の拾い読み的紹介記事のようだ。
まぁスポーツ新聞の記事につき「針小棒大」のきらいはあるので、実際の著書の前後関係を読まないと一面的にはなるが、興味深かったので紹介する。
どうも日本スケート連盟に限らす、日本の各競技の連盟には近視眼的に成績を云々するきらいがあり、選手を長い目で見て成長させてゆくのではなく、オリンピックのメダルを取るために使い捨てているように思える。
それが、浅田真央選手の去年の不調を招いた一因ではないかと素人目に思える。
トリノ五輪の際の安藤美姫選手もメダル至上主義につぶされたのではないだろうか?
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美姫のコーチ・モロゾフ氏が連盟強烈批判
日刊スポーツ 2010年1月16日(土)10:06
フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪代表の安藤美姫(22=トヨタ自動車)らのコーチを務めるニコライ・モロゾフ氏(34=ロシア)が、日本スケート連盟を痛烈に批判した。15日、2月2日発売の著書「キス・アンド・クライ」(講談社)の出版会見を都内で開いた。安藤ら教え子とのエピソードなどまとめた同書に、同連盟への不満などを書き込んだ。日本の五輪代表男女8人のうち4人を指導する同氏の五輪開幕直前の“激白”には、波紋が広がりそうだ。
モロゾフ氏の著書には、日本スケート連盟への不満がちりばめられていた。
同書によると、06年トリノ五輪後、安藤とコンビを組んだころから、同連盟を快く思っていなかったようだ。「美姫はまた、周囲を取り巻く人たちに対しても信頼をなくしていた。とくに日本スケート連盟に対してだ」と書き、「彼らの中には『彼女はいつも波があって、落ち込んでしまう』とか『練習が足りない』とか、欠点を指摘する人までいる。しかし、それは事実ではない」と反論している。
感情豊かな安藤を「たしかに美姫は変わった性格で不安定なところがある。だが、それがどうしたというのだ」とフォロー。その上で「彼らの仕事は美姫を助け、埋もれている才能を発揮させることだ。もしそうでないなら良いスケート連盟とは言えない」と、切り捨てている。
さらに同氏は、06年トリノ五輪前の高橋大輔に対する連盟の態度も批判している。五輪直前のイタリアでの高地合宿に、当時指導していた高橋を参加させることを反対したという。「今の大輔はかなり強くなったが、昔は日本からアメリカまで飛行機に乗ってくると、5日間はまともに何もできないぐらい気圧に弱かった」と明かし「私は大輔が高地に行くことに反対したが、スケート連盟がそれを受け入れなかった」としている。
バンクーバー五輪で安藤、男子の織田信成とアイスダンスのリード姉弟、4人の日本代表のコーチを務めるモロゾフ氏の“激白”だけに波紋が広がりそうだ。出版会見のためだけに前夜来日した同氏は2泊3日の強行軍で、安藤らが五輪に向けて最終調整している米ニュージャージーへ戻る予定だ。【吉松忠弘】
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