国会を取り囲む「反原発」「脱原発」の大規模デモンストレーションが
行われ、数万人が参加して、明かりを灯すキャンドル・デモの波となった。
私自身は参加していないので、各社の短い記事を引用します。
NHKでも放送したようです。
東京で大規模な原発抗議行動
NHK - 2012年7月29日 21時16分
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【7月30日追記】
今朝(7/30)の民放の「ニュース」でも大きく取り上げていました。
その人波の凄さには驚くばかりですが、警察の発表では1万数千人とか・・・
とても1万人オーダーの人波ではありません。
市民運動を過小評価するのが警察の仕事なのでしょうか → Yes!
それにしても、半分位に言うのならまだ数え方の問題と言い逃れできる
かも知れませんが、まさかひと桁“0”が少ないとは・・・いやはや・・・
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反原発デモ、国会議事堂を取り囲む…議員も合流
(読売新聞) - 2012年7月29日(日)21:21
脱原発を訴える市民グループの呼びかけに集まった人たちが29日、東京都千代田区の国会議事堂を取り囲み、原発を再稼働させた政府や政治への抗議活動を行った。
今年3月から毎週金曜日を中心に首相官邸前で抗議活動をしている「首都圏反原発連合」が主催。この日は、近くの公園で集会を行い、デモ行進した後、国会議事堂を取り囲んだ。
参加者は暗くなり始めた午後7時頃からキャンドルやペンライトを手に、「再稼働反対」などと連呼。この日は、自民党の河野太郎衆院議員ら各党の国会議員も合流した。
「金より子どもの未来を」=脱原発デモ、国会包囲へ―東京
(時事通信) - 2012年7月29日(日)20:34
原発再稼働を進める政府や黙認する政治に抗議するため、多数の市民が参加するデモが29日、東京都千代田区で行われた。「今のお金より子どもたちが希望を持てる未来を」。参加者らは同日夜、怒りの声を届けるため国会議事堂を包囲し、脱原発を訴える。警察当局によると、参加者は1万数千人に上るとみられる。
29日昼すぎの千代田区の日比谷公園。「原発いらない」などと書かれたプラカードやのぼりを手にした人々が既に集まっていた。若者や親子、高齢者ら年齢層も幅広い。30度を超える気温の中、帽子をかぶったり日傘をさしたりする人の姿も目立った。
長男(4)を連れて来た世田谷区の会社員、林秀樹さん(45)は「子どもも当事者だから」と淡々と話す。原発再稼働を「やり方、手順がでたらめ」と批判。「原発廃止によって電気料金が値上がりしても、構わない。事故を起こすよりは安いでしょ」と指摘した。
「野田(佳彦)首相は許せない」と怒りをあらわにするのは千葉県流山市の無職、藤井和代さん(61)。脱原発デモに初参加といい、「使用済み核燃料の処理が未解決」と問題点を挙げる。首相の選挙区の同県船橋市に住んでいたことがあり、「以前、野田さんと握手してしまったが、あんな人だとは思わなかった」と再稼働を決めた首相を酷評した。
国会を取り囲む「脱原発」の灯 歩道沿い1.5キロ
(朝日新聞) - 2012年7月29日(日)19:55
脱原発の実現に向けて、国に圧力をかけようと「7・29脱原発 国会大包囲」と題した抗議行動が29日あり、多くの人がロウソクやペンライトを手に国会議事堂を取り囲んだ。関西電力の大飯原発の再稼働に反対して、首相官邸前で毎週、抗議を続けてきた市民グループの連携組織「首都圏反原発連合」が呼びかけた。
参加者は同日夕、日比谷公園で集会を開いた後、「さよなら原発」「ストップ再稼働」などと書かれたプラカードを手にデモ行進した。午後6時半、国会議事堂周辺の約1.5キロの歩道沿いに並び、脱原発への思いを象徴するロウソクなどに明かりをともした。
キャンドルで脱原発「国会包囲」 ツイッターで1万数千人
(47 NEWS)- 2012/07/29 20:11 【共同通信】
脱原発を訴えるため、短文投稿サイトのツイッターやフェイスブックなどを通じた呼び掛けで集まった参加者が29日夜、キャンドルを手に国会議事堂を取り囲む抗議を行った。警視庁の調べでは、参加者は1万数千人。
毎週金曜夕の首相官邸前での抗議行動を呼び掛けている首都圏反原発連合が主催。
猛暑の中、午後3時半から東京・日比谷公園で集会を開催。作家の落合恵子さんらが「キャンドルの炎は消えるが、私たちの怒りを消すことはできない」と声を張り上げると、大きな拍手が湧き起こった。
午後7時ごろからは、政府に抗議するためキャンドルやペンライトを持って官邸前や国会周囲の歩道に並んだ。
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東京で大規模な原発抗議行動
NHK - 2012年7月29日 21時16分
関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機がフル稼働となり、原発の運転再開が続くなかで、29日、東京で、原発に反対する大規模な抗議活動が行われ、大飯原発の運転再開の撤回や脱原発を訴えました。
この抗議活動は、毎週金曜日に総理大臣官邸前で原発に反対する活動を続けている「首都圏反原発連合」が行ったものです。
会場の日比谷公園には、ツイッターやインターネットの呼びかけで子ども連れの主婦やお年寄りなど幅広い年齢層の人たちが集まり、プラカードや横断幕を掲げて大飯原発の運転再開の撤回を訴えました。
このあと、参加者達は東京電力や経済産業省に向かってデモ行進し、楽器を打ち鳴らしたり、プラカードを掲げたりしながら「原発はいらない」などと声を上げていました。
参加した55歳の女性は「一人一人が声を挙げるのが大切だと思い参加しましたが、こんなに大きな動きになるとは思っていませんでした。国はわたしたちの声をしっかりと受け止めてほしい」と話していました。
参加者達は午後7時頃から運転再開への抗議の意思を示すため、キャンドルに灯をともして国会議事堂を囲みましたが、その際、一部の参加者が国会の正門前の車道に入り込んで制止する警察ともみ合いになるなどの混乱も見られました。
29日の抗議活動に参加した人の正確な数は分かっていませんが、主催者側では数万人としているほか、警視庁では1万人余りとしています。
東京では、今月16日にも原発に反対する過去最大規模の集会が開かれ、幅広い年齢層の人が原発に反対するデモ行進や集会に参加する動きが広がっています。
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