早くも12月である。何と早い1年のめぐりだろうことか?!
さて、科学技術予算の削減でノーベル賞学者や9大学の学長から厳しい批判を浴びた事業仕分けであるが、今度はスポーツ界から懸念の声が表明された。
いずれも文部科学省管轄だから大臣は頭が痛いことだろう。
そのスポーツ界からの声を御紹介しよう。
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もらえたら嬉しいです)
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「安心して戦いたい」と五輪選手ら=事業仕分けの補助金「削減」で-JOC
時事通信 2009年12月1日(火)22:03
行政刷新会議の事業仕分けで、日本オリンピック委員会(JOC)への国からの民間スポーツ振興費等補助金27億円が縮減対象とされたことについて、五輪出場経験を持つ選手や指導者らが1日、都内で記者会見し、強化事業に影響が出る縮減への反対と継続的な支援の必要性を訴えた。
同補助金は国際大会遠征費や合宿費など強化事業に充てられている。北京五輪のフェンシング男子フルーレで銀メダルを獲得した太田雄貴(森永製菓)は「五輪まではすべての選手に自己負担金があった。マイナースポーツもあると頭に置いてほしい」とアピール。同五輪レスリング女子55キロ級金メダリストの吉田沙保里(綜合警備保障)も「国が支え、安心して戦えるようにしていただきたい」と語った。
アテネ五輪銀メダリストのアーチェリーの山本博(日体大教)は練習時間を削って資金ねん出のためのアルバイトをした経験を披露。日本より豊富な強化費があるとされる諸外国を念頭に、「スポーツに対する考え方が日本とは隔たりがある」と話し、理解を求めた。
事業仕分け予算減、五輪メダリストら抗議(日刊スポーツ) - goo ニュース
2009年12月1日(火)09:45
太田、事業仕分けを突く!/フェンシング(サンケイスポーツ) - goo ニュース
2009年12月1日(火)08:00
選手ら縮減反対をアピールへ=JOC(時事通信) - goo ニュース
2009年11月30日(月)20:03
五輪強化費縮減、スポーツ界から反論の声 事業仕分け
朝日新聞 2009年11月26日(木)19:32
行政刷新会議の「事業仕分け」で、日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化事業への国庫補助金(約27億円)が縮減対象とされた問題で、スポーツ界から反論の声が上がっている。26日、JOCは民主党側へ再度の説明の機会を求め、夏季五輪メダリストやバンクーバー冬季五輪の有力選手たちは週明けにも共同会見を開く準備を進めていることが分かった。
縮減の結論が出た25日の夜から26日にかけて、JOCには各競技団体から「スポーツ界として団結して声を上げるべきではないか」との声が多数寄せられたという。市原則之専務理事は「トップ選手の強化は国がやらないと諸外国に太刀打ちできない。もう一度説明したい」と話し、仕分け人でもある蓮舫参院議員ら民主党側への面会を求めていくことを明かした。JOC関係者は「特にマイナーと呼ばれるような競技の選手は、金銭面での苦労を強いられている。そうした現場の声を聞いてほしい」と話した。
JOC仕分け人「五輪は参加することに意義」(スポーツニッポン) - goo ニュース
2009年11月26日(木)06:01