i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

本のない図書館

2013-03-04 19:57:49 | しもきた
3/4産経新聞が伝えておりました。

-本のない図書館新設へ 米南部、完全電子化-

 米南部テキサス州で、電子書籍のみを取り扱い、本を所蔵しない図書館を新設する計画が進んでいる。図書館から離れた地域に住む住民へのサービス向上が狙いで、全米でも極めて珍しい試みという。

 テキサス州のベクサー郡が今年後半に開館予定の図書館は「ビブリオテック」と呼ばれ、学習室や子供用スペースも用意。読書室に備え付けられたパソコンやタブレット端末に電子書籍をダウンロードして読む仕組みだ。端末を借りて自宅で読むこともできる。利用者登録さえ済ませれば、自分の端末へのダウンロードも可能で、貸し出しや返却のために図書館に足を運ぶ必要もなくなる。

 当初は1万冊程度を扱う。電子書籍の調達費を含む事業費は150万ドル(約1億4千万円)。ベクサー郡は今回の計画が成功すれば、増設も検討するとしており、端末だけの図書館なら「(敷地面積が小さい)ショッピングセンターにも開館できる」(幹部)と意気込む。(共同)

-引用終わり-

「実験ラボ/かへぇ、かわうち」構想の2つ目の機能に「情報バンク機能」を挙げました。それは言い換えると「図書館機能」です。我が田舎には本屋が一件も無くなり、僅かにスーパーの端の大根の隣りに週刊誌が並んでいるだけです。

①注目一般本、注目マンガ本のみ購入:注目本はあくまで自分が読みたい本だけです。マンガ本は自分では読みませんが子供たちに読んでほしい本です。例えばオレオレ詐欺の多い青森で要注目な「クロサギ」や短命県で要注目な「ブラックジャック」みたいな感じです。1年で持ち出し自由にして処分、交換したいと思います。

②小、中、高の参考本、教科書:これは宿題とか相談しながらできるスペースにすることが目的です。参考本、教科書は子供や親たちからの寄付を期待したいと思います。学校とも相談することが必要でしょう。

③電子ブックリーダーのレンタル:これが実験ラボの一つです。端末だけ貸し出すということです。持ち帰りを可能にするかはまだ考え中です。近所なら大丈夫ですが一元の客には難しいでしょう。そのため、「かへぇ、かわうちパスポート」みたいなものの発行を考えています。リピーターを大切にするためパスポートは素敵なデザインにし、VISAスタンプもカッコ良いものを考えています。

学校も何れタブレットで授業受けるようになるのかもしれません。

余談ですが、昨年このタブレットに関して「議会効率化プロジェクト」と言うものを政策提案しました。議会をペーパーレスにして即時一般意見もTwitterで見れるというものです。簡単に文字も拡大できるので実は高齢者向きだ、とコメントしました。答えは「それは議会で考えること」と簡単に却下されました。ただ気が付いたのですが、いま月例報告で市長はタブレットを使っていますよね・・・。

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小型燃料電池とは

2013-03-04 16:49:46 | しもきたインフラ
2/8に「震災対策技術展」パシフィコ横浜に行ってみました。見学するだけで色々勉強になります。

2013年春の発売予定だという「小型燃料電池」のブースで話を聞きました。

・燃料コックを開けば直ぐに発電開始。バッテリのような事前の充電作業は不要。
・有害なガス、振動、騒音は無い。
・約3kgと従来の鉛バッテリの1/4の重さ、25×15×15。
・出力容量400Wh、連続発電能力3W。
・使用しなければ20年持つ。後に工場で再充填、点検。
・避難場所や施設に最適。

価格を聞いてみました。「まだ、はっきり言えませんが最初は数十万円くらいでしょう」とのこと。

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ダナンに日本人街建設へ

2013-03-04 16:13:34 | ダナン(ベトナム)
3/1ベトジョーで伝えておりました。

-ダナン:ティエンパーク都市区に日本人街建設へ-

 中部ダナン市リエンチエウ区で建設が計画されているティエンパーク都市区に、日本人街が設けられるようだ。同都市区建設案件は、2012年6月に日本のシー・エフ・エス株式会社(CFS)とタンクオンタイン株式会社との間で提携契約が締結された。26日付タインニエン紙(電子版)が報じた。

 CFSの木村浩一郎社長は「両国には文化や歴史に似たところがある」と述べ、江戸時代初期に南中部クアンナム省の古都ホイアンにあった日本人町のように、日本人向けの町を建設する考えを示した。

 同都市区には東京の原宿や表参道にあるような複数のショッピングセンターを配置するという。木村社長は「これらのジャパンセンターでは、日本人の店員が出迎え最高のサービスを提供することになる。日本人街に来れば、ダナンにいながらまるで日本にいると感じられるようになるだろう」と話した。

-引用終わり-

ダナンに日本人街の話しは喜ばしいことです。しかしながら調べてみると中心地から約18km北部とやや遠いですね。ただ利点もあります。ダナン湾が目の前にあり、ハイバン峠やフエ世界遺産にやや近くなります。リゾート気分で住むには良い場所ですね。

また、将来ダナンに新幹線が来た場合(2035年以降かも)、恐らく新駅(Ga Duong Sat Moi)がそこに近いですね。新横浜みたいな駅になるだろうと思い、以前都市計画図を参考に現地を見に行ったことがありました。

JETROの工業団地データ集(2011年)で公表されているリエンチエウ工業団地を調べてみると以下のデータが分かりました。

人件費:外資系企業135万vnd/月、労働者70~90vnd/月、技術者150~200vnd/月、管理職250~300vnd
土地リース:36年間一括30USD/m2、最低5,000m2、管理費0.2USD/m2/月
工場リース(管理含):3.0USD/m2/月


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低炭素社会に求められる「ものづくり」を考える

2013-03-04 01:25:33 | しもきたインフラ
2/28青森市での標記講演会に出席してみました。講演内容は以下2点でした。

①いまなぜ炭素繊維複合材(CFRP)なのか
②未利用エネルギーの有効利用技術

①で注目は、鉄の10倍強く、1/4軽く、錆びないという性質を持つ炭素繊維を「風車のブレード」に使えないか、という発想です。現在は自動車関連部品への使用が多いそうです。

②で注目は、雪室技術です。穀物の貯蔵で低温高湿が利用価値の大きい所です。廃校のグランドが雪捨て場となって高く積まれているのを見て「何か利用できないか」と思っていました。

講師の先生は本来三人なのですが、そのうちの一人が急遽当日インフルエンザで講演出来ないというハプニングもありました。

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