i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

難しい環境ビジネスの立ち上がり

2013-03-14 12:03:53 | 下北の風力発電
3/14ダイヤモンドオンラインが伝えておりました。

-環境ビジネスでは飯が食えない三菱ケミカル中計修正の大誤算-

 猫もしゃくしも環境重視をうたっているが、それが“飯の種”になるかどうかは別の話だ。

 総合化学最大手の三菱ケミカルホールディングスは2011年度から始まった中期経営計画を大幅に見直し、最終年度の15年度の売上高を当初計画の5兆円から4兆3000億円に、営業利益を4000億円から2800億円へ下方修正した。

 基盤事業である石油化学製品の市況悪化に加え、電子部材が液晶不振の影響をもろに受けたのが主因だが、成長分野と位置付けてきた環境・エネルギー事業が期待はずれになっているからだ。「有機太陽電池や有機光半導体、LED照明は、市場の立ち上がり時期を見誤った。伸びるどころか、まだ夜明け前の製品もある」と小林喜光社長は自嘲気味に語る。

 例えば炭素繊維は、本格的な需要拡大に向けて国内工場を新設したが、11年6月の操業開始後も稼働率が上がらないまま。自動車向けは一部の高級車で採用が進んでいるものの、量産車での普及は20年以降との見方が大半だ。

 風力発電の風車の羽根も主要用途ではあるが、需要は米国の風力発電に対する優遇政策に大きく左右されるため未知数という。

 リチウムイオン電池については、車載用市場の拡大にはまだ時間がかかりそうだ。同社はこれまで主要4部材をすべて手がけることを強みとしてきたが、今後は投資を絞る方針。予定していた数百億円の設備投資を先送りした。

 それでも事業がいつ花開くかわからないだけに、研究開発を怠るわけにはいかない。とりわけ、技術的な差をつけるには、研究開発費をしっかり確保しておくことが必要だろう。

-引用終わり-

環境分野は将来性はあるもののタイミングが非常に難しいという話です。例えば炭素繊維に注目していますが、まだまだ稼働率が望めない状況です。風力発電のブレードへの利用はアメリカ次第というのも少々情けない気もします。



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ベトナム産果物、日本輸出拡大

2013-03-14 02:19:33 | ベトナム滞在記
3/13XINHUA.JPが伝えておりました。

-ベトナム産マンゴー、3月から日本に輸出 条件満たせば果物輸出拡大も―中国報道-

 ベトナム紙の報道によると、2013年3月以降、ベトナム産のマンゴーが本格的に日本市場に出回る。マンゴーはドラゴンフルーツに続き、日本での販売が許可される2種類目のベトナム産フルーツとなった。中国商務部の公式サイトで伝えている。

 日本・国際協力機構(JICA)の農業専門家がベトナム紙の取材に応じて話したところによると、ベトナム産フルーツの多くは日本人の好みに合っている。ただ、現状で輸入できるフルーツはドラゴンフルーツとマンゴーしかない。これらはともに水蒸気を使って害虫を駆除している。

 同氏は、ベトナム側が日本にスターアップル、ランブータン、リュウガンといったフルーツの輸出を目指すのであれば、進んで輸出先の需要を把握する必要があると指摘した。また、ベトナム産のフルーツは収穫量が少なく、品質にも差があるため、ベトナム側は協同組合の形で先進的な技術を駆使し、収穫期が同じ同種のフルーツを栽培するべきだという。これにより輸出に必要な数量と質の条件を満たすことができる。

-引用終わり-

ベトナムのマンゴー、ランブータン、リュウガンは楽しみです。果物のジュース「シントー(sinh to)」も美味しいです。



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