カープな毎日

カープファンのひとりごと。

精彩なく3連敗

2008年10月01日 23時57分48秒 | 試合結果
広島 010 020 000 3
ヤクルト 001 912 00X 13
勝利:館山11勝3敗
敗戦:齊藤3勝1敗
本塁打:[ヤクルト]青木14号、川本2号

 月も変わり、高橋建も1軍復帰し、この遠征で初めて先制点を挙げたことで雰囲気が変わるかと思ったのですが、4回に突如齊藤が乱れて、4連続四球1点を失うと、リリーフした上野がつるべ打ちにあい、青木勇も押し出し死球など乱調で、この回まさかの9失点で試合が壊れてしまいました。その後もヤクルト打線に打撃練習のように打たれまくり、終わって見れば15安打13失点の大敗。
 3連敗で借金1となり、中日が勝ったため中日にCSマジックは3となりました。さすがにCS進出は絶望的な状況となってしまいました。それよりも、このままズルズルと連敗街道に突入すると、ヤクルトに追いつかれてしまう可能性すらあります。
 CS進出がかなり厳しくなったことから、選手の気持ちが切れてしまうかもしれませんが、最後にこんな惨めな終わり方ををしていては、ここまで頑張ったことが全て吹き飛んでしまいます。最後は良い形がシーズンを締めくくり、来季への期待を持たせてほしいと思います。そのためには、借金を背負ってシーズンを終えることは避けたいところです。貯金ができれば、例え11年連続Bクラスと言われても、選手に自信を持ってもらえると思います。何とか残り4試合を3勝して貯金を作って今季を終えたいです。
 ここぞの最終局面で、プレッシャーからいつものプレーができないのは、10年連続Bクラスの弊害なのでしょうね。これは予想以上に大きな壁でした。今年のこの経験は来年以降に活きてくるはずですから、これをを糧にして、来季は最後まで良い戦いをしてほしいですね。

 今季のようなパターンは以前にもあったように思います。私の記憶では、それは94年だったと思います。あの時は、首位巨人を2位カープが猛追しており、9月下旬で市民球場での試合が全て終わり、残り10数試合が全てビジターだったはずです。市民球場最終戦は巨人を激闘の末、8-7で破り逆転優勝へ意気揚々と遠征に出て行ったのですが、その初戦のナゴヤ球場で中日に逆転サヨナラ負けしたのをきっかけに、連敗街道に突入し、優勝争いから脱落したと思います。94年は結局3位に終わり、カープにサヨナラ勝ちした中日が勢いを付けて、首位巨人を追い上げ、伝説の10.8になったはずです。ちなみに、転落のきっかけとなった、ナゴヤ球場でのサヨナラ負けはレフトスタンドにいましたね。
 市民球場最終戦を戦い終えて、今年も94年とよく似ているなぁと思い、嫌な記憶が蘇ったのですが、嫌なことに限って現実になってしまいますね。今年も忘れられない悔しいシーズンになりそうです。



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