カープな毎日

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何とか連敗ストップ

2008年10月02日 23時52分02秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1
ヤクルト 000 000 000 0
勝利:大竹9勝13敗
セーブ:永川4勝1敗38S
敗戦:五十嵐3勝2敗2S

 先発大竹が素晴らしい投球でヤクルト打線に凡打の山を築かせて、昨日までの投壊に歯止めをかけました。しかし、肝心の打線がヤクルト先発由規を捕らえきれず、先頭打者を出しても併殺打でチャンスを潰すなど、昨日までの悪循環を断ち切れませんでした。しかし、9回先頭東出が安打で出塁し、捕逸で二進すると、アレックスの三ゴロで、東出が三進を狙うと、焦った一塁のユウイチが三塁へ悪送球して、東出が決勝点となるホームを踏みました。
 9回は永川が締めて38セーブ目を挙げて、何とか勝つことができました。連敗を止めて5割に復帰しました。中日は横浜に逆転勝ちしたため、CSマジックは2となりました。CS進出は絶望的な状況に変わりありませんが、CS進出だけが目標ではなく、4位と貯金を目指して残り3試合を戦ってほしいですね。

 大竹が最後に素晴らしい投球をしてくれました。8回を投げて4安打無失点の好投でした。何と言っても目を見張るのが奪三振0ですね。打たせて取る投球で、球数も105の省エネ投球でしたから、9回も投げられたと思いますが、万全を期して永川に交代しました。ピンチらしいピンチは8回の1死1,2塁で青木を迎えた場面くらいでしたが、青木を二飛、川島慶を遊ゴロに打ち取りピンチを脱しました。
 今日の大竹は絶対に負けられないと思ったと思います。それは、9月29日の阪神戦でローテ通りなら先発するはずが、相性が悪いからという理由で、ローテを飛ばされて、青木高に先発の座を取られてしまったのは、1年間ローテを守った投手として悔しかったと思います。その悔しさが今日の好投に繋がったのではないでしょうか。
 残り試合と日程を考えると、今季最終登板になると思いますが、最後にこれだけの投球ができたことは、来季へ繋がると思います。今季は9勝止まりで2桁勝利と貯金はできませんでしたが、今日のような投球ができれば、貯金のできる投手になれるはずです。

 9回は東出が好走塁を見せました。アレックスの三ゴロを畠山が1塁に送球するのを見ると、すかさず3塁に走り出しました。これがファーストユウイチの失策を誘い、一気にホームに帰ってきました。
 アレックスの三ゴロは打球が弱く、畠山も東出を牽制しなかったという、この僅かな隙をついて、次の塁を狙った走塁は光りました。東出が落ち着いて状況判断できていた証拠ですね。このちょっとしたことが、勝敗を左右することもあるのを証明した試合です。
 チャンスで二併殺など拙攻もありましたが、今日のような機動力を活かしたカープらしい野球ができるようになれば、残り3試合も期待を持って見られます。
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