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緒方の最後は3塁打

2009年10月10日 23時28分21秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 100 000 00X 1
勝:大竹10勝8敗
敗:ゴンザレス15勝2敗

 今季最終戦は緒方の引退試合であり、ブラウン監督の最後の指揮となったことで、何としても勝って花道を飾りたい試合でした。その想いは選手も一緒だったようで、締まった素晴らしい試合でした。
 初回に東出が安打で出塁し、赤松のバントの間に東出は三進すると、天谷の犠飛で1点を先制しました。
 2回以降は最多勝を狙うゴンザレスの前に凡打の山を築いて追加点を挙げられませんでしたが、先発の大竹もゴンザレスに負けない投球を披露して、この1点を守りました。
 大竹は制球、球のキレとも素晴らしく、巨人打線を全く寄せ付けず、3塁すら踏ませませんでした。結局、9回を2安打に抑えて4年ぶりの2桁勝利を今季3度目の完封勝利で飾り、最後にブラウン監督へ成長した姿を披露しました。そして、引退する緒方のラストゲームを見事な白星で飾りました。

 緒方は1番センターで先発出場するプランもあったようですが、やはり腰の状態が思わしくなかったようで、途中出場となりました。
 8回から定位置のセンターの守備につくと、直後に元チームメイトの木村拓の飛球を処理し、これが最後の守備機会となりました。最後の打球が、キムタクというのも何かの縁を感じますね。
 そして、8回の裏1死無走者で最後の打席が回り、初球の直球をフルスイングすると、打球は右中間を抜け、緒方は激走して3塁へヘッドスライディングして3塁打となりました。その後に補逸で本塁に突入するも、これはタッチアウト。
 最後まで全力プレーで試合に臨み、隙をついて本塁を狙う姿勢は変わりませんでした。最後が3塁打というのも緒方らしくて良かったですね。
 ケガが無ければもっと現役を続けられたのではないかとも思いますが、ケガは全力プレーの代償ですから仕方ないですね。
 緒方は入団間もない頃は、1軍で活躍してレギュラーを掴みかかると、直ぐにケガをしてしまい、ガラスの体と呼ばれていたことを考えると、よく40歳まで現役を続けられたと思いますね。
 23年間の現役生活お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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