カープな毎日

カープファンのひとりごと。

横浜戦は拙攻病

2010年05月05日 22時12分36秒 | 試合結果
広島 020 011 000 4
横浜 220 100 00X 5
勝:清水4勝2敗
敗:スタルツ3敗
セ:山口1勝3敗10S
本:[横浜]井手1号

 先発のスタルツは制球に苦しみ、低目への制球が定まらず高めに浮いた球を痛打されてしまい、初回は2死からの3連打で2点を失うと、2回にも3安打と倉の打撃妨害も加わって2点を失ってしまいまいた。そして4回には井出に本塁打を浴びて、この回で降板となってしまいました。
 5回からはベイル、梅津、横山、篠田と小刻みに繋いで、横浜打線を1安打無失点に抑えて味方の反撃待ち、勝利への執念を見せました。

 打線は2点を先行された直後の2回に倉の適時2塁打で2点を挙げて追いつき、再び3点を勝ち越されてからは、5回は梵の、6回には小窪の犠飛で1点ずつ返して1点差まで追い上げましたが、7回1死1,2塁は栗原と廣瀬が凡退、9回1死1,2塁は栗原が併殺に倒れて追いつくことができませんでした。

 これで横浜戦は3カード連続で1勝2敗と負け越してしまいました。巨人戦のように圧倒的に押し切られて完敗する試合は少なく、全体的にカープが押し気味に試合を進めながらも、あと一本が出ずに拙攻の繰り返しで負けている印象ですね。今日も横浜を上回る12安打を放ちながら9残塁で4得点と効率が悪いです。

 先発スタルツが5失点と乱調だったものの、中継ぎ陣が踏ん張り横浜に追加点を与えず、打線が徐々に追い上げる状況を考えると、中盤以降は完全にカープペースの試合展開だったと思うのですが、後ひと押しができないので、不満の募ってしまいますね。
 6回は小窪の犠飛で1点差に追い上げ、次打者倉が安打で続いて1,2塁となったところで、一気に清水を攻めたいところでしたが、代打嶋が難しい球に手を出して中飛に倒れてしまいました。中継ぎ以降に不安を抱えている横浜にとっては、先発が打たれて同点にされる展開は嫌なはずです。

 中日戦で見せたような隙のない攻撃が、なぜか横浜戦では見られませんね。同じチームとは思えません。カープは対戦相手に合わせた攻撃をしているのかと思ってしまうほどですね。どんな相手でも隙がなく、相手のミスに付け込む野球を実践できるようにならないと、いつもでも一進一退の状態が続きそうですね。
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