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前田健で痛恨の逆転負け

2011年05月01日 22時14分37秒 | 試合結果
広島 210 000 001 4
中日 000 010 22X 5
勝利投手:浅尾2勝1敗
セーブ:岩瀬4S
敗戦投手:青木2敗
本塁打:[中日]野本1号

 先発は予想を覆して中4日で前田健でした。前田健は立ち上がりから制球が定まらず甘い球がありながらも、低調な中日打線に助けられて、4回まで3四球ながら1安打投球で無失点に抑えました。
 打線は初回に2四球で無死1,2塁のチャンスを貰うと、廣瀬の適時打で先制し、トレーシーの併殺の間に更に1点を加えました。2回には1死2,3塁から前田健の適時打で1点を追加して3点のリードを奪いました。
 しかし今日もその後が続かず、3回~5回まで毎回先頭打者を出しながら追加点を奪えず、中日先発ネルソンを5回まで投げさせてしまいました。
 5回には前田健が野本に本塁打を打たれて1点を失うと、7回には無死1塁からまたも野本に適時3塁打を打たれると、谷繁には犠飛を打たれて同点に追いつかれてしまいました。更に8回には青木が1死1,2塁のピンチを招くと、リリーフした上野がブランコに適時打を打たれ、谷繁には押し出し四球を与えて2点を勝ち越されてしまいました。
 9回に岩瀬を攻めて、1死1,3塁から石原の犠飛で1点を返したものの、反撃も及ばず痛恨の逆転負けを喫してしまいました。 
 苦手中日に連敗を喫してしまい、5月は黒星発進となり、ヤクルトが勝ったため2位に転落しました。ここでズルズルといってしまうことが一番怖いです。幸いにも明日は試合が無いので、ここで気分を入れ替えてほしいですね。

 昨日の悪い流れを一掃してほしい試合でしたが、昨日の再現のような試合でした。追う展開と追われる展開の違いはありましたが、打線が拙攻を繰り返して試合の流れを失い、終盤にリリーフ陣が打たれて競り負けるのは、昨季までの中日戦での典型的な負けパターンです。
 ネルソンは立ち上がりから調子が悪かったにも関わらず、2回までに3点を奪っただけで、KOすることができなかったことが最大の敗因でしょうね。2回も前田健の適時打で1点を奪い、続く1死1,3塁で梵が三振でもう1点が奪えませんでしたし、3回は栗原が併殺、5回の1死2塁も廣瀬、トレーシーが凡退と拙攻の繰り返しでした。11安打で4得点ではあまりにも効率が悪いので、いくら前田健が踏ん張っても試合の流れを失ってしまいますね。打線には猛省してもらいたいですね。

 先発は福井ではなく前田健でした。中日の裏をかいた起用なのか、今後のローテを考えてのことなのかは分かりませんが、中4日で投げさせる必要はなかったと思います。前田健の調子が上がらないので、登板間隔を変えることで立ち直るきっかけにしたかったのかもしれませんね。
 結果的には失敗だったと思いますし、無理に中4日で投げさせることが、今後の投球に影響を与えるのではないかと心配になりますね。
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