カープな毎日

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中継ぎ打たれて引き分ける

2011年05月17日 22時10分35秒 | 試合結果
広島 000 400 000 00 4
S B 100 000 120 00 4
本塁打:[ソフトバンク]内川3号、松田8号

 交流戦初戦は今村が先発マウンドに上がりました。初回に内川に本塁打を打たれて先制点を奪われましたが、2回以降は球のキレが良くなり、ソフトバンク打線に連打を許さず、6回まで2塁すら踏ませない好投でした。
 打線は4回に苦手の和田からトレーシーと栗原が連打を放って無死2,3塁とすると、丸と井生の連続適時打で2点を奪い逆転に成功。更に石原の犠飛と、梵の適時打も出て、この回4連打を含む5安打で4点を奪いました。
 7回からは継投で逃げ切りを図りましたが、シュルツが松田に本塁打を浴びて1点を返されると、8回には青木が松中と川崎に連打を打たれ無死1,3塁とされて、本多のニゴロの間に1点を失い、代わった上野が内川に適時打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
 6回以降はソフトバンクの継投の前に、1安打に抑えられて2塁も踏めず、勝ち越せる気配を感じませんでした。一方のカープ中継ぎ陣も踏ん張り、9回を上野が抑え、10回からは復帰後初めて永川がマウンドに上がり、2回を投げて6連続三振に抑える完璧な投球を披露しました。
 結局、延長11回が終わった時点で、試合時間が3時間30分を超えていたため、規定により引き分けとなりました。

 今日も勝てる試合を引き分けてしまいました。これで今季は早くも4引き分けとなり、勝てる試合を引き分けることが多いように感じますね。最大の要因は中継ぎ投手でしょう。勝ちパターンで投げる投手である青木とシュルツがどうも安定感を欠いています。投げてみないと調子が分からない状態だ続いており、7回か8回に失点してリードを守り切れていません。横山が離脱してセットアッパー不在となっている影響ですね。
 しかし、今日は中継ぎ投手に明るい兆しを感じられました。永川が復帰後初登板で、2回を投げて6連続三振を奪う圧巻の投球でした。制球がいま一つだったと思いますが、球に力強さを感じました。威力があるから多少甘くても打たれなかったのでしょう。
 これでもう少し制球が良くなってくれば、永川‐サファテの勝利の方程式ができそうなので、中継ぎ陣も安定してくるでしょう。後は横山が復帰してくれれば完璧ですね。

 今村がソフトバンク打線を6回4安打1失点に抑える好投でした。初回は甘い球もあり、本塁打で1点を失いましたが、2回以降は素晴らしかったです。最近、先発で結果を残せていませんでしたが、先週の阪神戦で中継ぎ登板して好投したことで、立て直すことができたようですね。前回先発のヤクルト戦では3回6失点と散々な内容で、悔しい思いをしたので、その思いを糧に一回り成長できたのでしょう。
 これからの今村には期待できそうです。近々大竹も復帰するので、ますます先発陣が充実しますね。
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