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中継ぎ投手踏ん張り首位に並ぶ

2011年05月07日 21時59分28秒 | 試合結果
広島 502 000 020 9
ヤクルト 015 000 000 6
勝利投手:岩見1勝
セーブ:サファテ8S
敗戦投手:中沢1敗
本塁打:[広島]岩本1号

 ヤクルトとの首位攻防初戦は初回から試合が動きました。初回に東出の適時打で先制すると、1死1,2塁から栗原の2点適時打、更に井生と倉の連続適時打も出て、この回6安打を放ち5点を先制しました。
 1点を返された直後の3回には岩本が2ランを放ち再びヤクルトを突き放して、楽勝の展開になると思われましたが、先発の今村が乱調でした。初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回に畠山への四球をきっかけに1死1,3塁とされて、内野ゴロの間に1点を失うと、味方が追加点を挙げた3回には5安打1四球2暴投で一気に5点を奪われ、最大6点あったリードが1点となってしまい、この回でマウンドを降りました。
 4回からは小刻みな継投となり、4回は岩見、5回を梅津、6回を青木、7回を上野と1人1イニングを無失点に抑えて1点差を守り切ると、8回に1死1,3塁からトレーシーの適時打と栗原の犠飛で2点を追加してヤクルトを突き放し、8回をシュルツが、9回をサファテが抑えて、首位攻防初戦を白星で飾りました。

 2番手で4回の1イニングを無失点に抑えたルーキーの岩見がプロ初勝利を挙げました。またチームは貯金は5となり、首位ヤクルトに同率で並びました。

 最近は打線が好調です。今日も初回から爆発し、ヤクルト先発の中沢を攻略しました。特に2死となってからの井生と倉の連続適時打で挙げた2点は効きましたね。この回の攻撃が3点で終わるのと、5点を奪うのとではヤクルトに与えるダメージがかなり違います。
 また3回の岩本の2ランも良かったです。1点を返された直後に追加点を挙げて突き放すのは、相手には大きなダメージになります。ただ、それでも諦めないヤクルト打線もさすがですね…。
 1点差に追い上げられた中盤で当たりが止まってしまいましたが、8回にトレーシーと栗原の主軸で追加点を挙げたことができたことが、前カードまでの拙攻打線とは一味違うところでした。これで更に打線に勢いがつきそうですね。

 打線とともに不安要素だった中継ぎ陣が踏ん張りました。今村が降板した後の6イニングを6投手の継投で無失点に抑えました。ピンチの場面もありましたが、後続をしっかりと抑えることができました。
 今日の継投が今までと違う点が一つありました。それは1人1イニングだったことです。最近はリリーフ投手が2イニングに突入してピンチとなってから、交代して継いだ投手が代わり端に打たれていたように思います。このことからリリーフ投手を無理に引っ張り失敗していたと思われます。今日の継投がこれからの参考になるのではないでしょうか。
 起用法を配慮すれば持ち味を発揮できるということが分かったのは今日の収穫ですね。
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