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栗原今季1号が決勝弾

2011年05月22日 22時09分29秒 | 試合結果
ロッテ 000 100 000 1
広島 000 001 03X 4
勝利投手:上野1勝1敗
セーブ:サファテ1勝10S
敗戦投手:カルロス・ロサ2敗
本塁打:[広島]栗原1号

 本拠地に戻っての交流戦初戦は前田健が先発し、初回は三者連続三振と最高の立ち上がりでした。4回に井口、福浦に連打を浴びて無死1,3塁のピンチを迎えると、里崎に犠飛を打たれて先制点を奪われてしまいました。続く清田にも安打を打たれて1,2塁とされましたが、今江を二直併殺に打ち取り最少失点に抑えました。
 
 廣瀬を欠く打線は3番に丸を、8番左翼に木村を起用しました。毎回のように走者を出しながらも、渡辺俊の緩急を駆使した投球に翻弄されて、得点を奪うことができませんでした。6回に東出が死球で出塁すると、2死1塁からトレーシーが適時2塁打を放って同点に追い付きました。

 7回には石原が四球を選び、バントで2死2塁の勝ち越し機を作り、前田健に代打嶋を起用して勝負に出ましたが、三振に倒れて勝ち越せませんでした。
 8回からは不安のある継投となりましたが、上野が1番からの攻撃を三者凡退に抑えると、その裏に3番手ロサを攻めて、梵の安打をきっかけに2死1,2塁として、栗原が今季第1号となる3ランを放って、勝ち越しに成功しました。
 9回はサファテが登板し、1死2,3塁のピンチを迎えるも、今江と代打金澤を連続三振に抑えました。

 これで交流戦は2勝2敗1分の5割となり、リーグ戦では貯金3になりました。また首位ヤクルトが敗れたため、ゲーム差は1にまで縮まりました。

 
 今日は素晴らしい試合でした。前田健が7回を5安打1失点で10奪三振と今季最高の投球を披露すると、4番トレーシーが同点打を、5番栗原が決勝弾を放ちました。エースが抑えて、主軸が打つという完璧な試合内容でした。欲を言えば、前田健に勝ちが付けば最高でしたが、こればかりは仕方ないですね。
 何より嬉しいのは栗原に本塁打が出たことですね。しかも、これ以上ない場面で打ってくれました。栗原が打つと、チームの雰囲気が変わるような気がします。今季の4番はトレーシーが打っていますが、やはりカープの打線を支えているのは栗原だと思います。その栗原に本塁打が出て、チームが勝ったとなると、下降気味だっだチームの状態が上向くのではないでしょうか。今年のカープはまだまだいけると思います。

 前田健も素晴らしい投球でした。4回に1点を失いましたが、球は悪いとは思いませんでした。特に福浦の安打は上手く打たれたと感じましたので、この1失点は仕方ないと思いました。逆に無死1,3塁で最少失点に抑えられたのは、調子が良かったからではないでしょうか。残念ながら味方の反撃が遅かったので、白星は付きませんでしたが、今日の投球を見たら、前田健復活は間違いないと思いました。頼れる柱が戻ってきましたね。
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