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大竹粘投11勝 堂林決勝打

2012年09月05日 21時36分10秒 | 試合結果
広島 000 200 000 2
中日 000 000 001 1
勝利投手:大竹11勝3敗
セーブ投手:ミコライオ2勝4敗19S
敗戦投手:ソト3勝1敗

 昨日は投打とも良いところがありませんでしたが、大竹が悪い流れを断ち切りました。毎回のように走者を背負って再三のピンチも、要所で制球と球の切れが冴えて、中日打線を抑えました。
 初回に連打で1死1,2塁とされ、昨日2本塁打の天敵ブランコを迎える大ピンチでしたが、中飛に打ち取り、井端も三振に仕留めて無失点で凌ぎました。
 4回無死1塁は堂上剛を併殺に、5回2死1,2塁では荒木を二直に抑えて無失点で凌ぎました。
 最大のピンチは、7回に2死から連打と四球で満塁のピンチを招いてしまいましたが、気迫の投球で小田を三振に抑えて、中日に得点を与えませんでした。
 
 
 打線はソトに対して3回まで無安打に抑えられていましたが、4回に安打と四球で1死1,2塁とし、エルドレッドは倒れて2死1,3塁から、堂林が適時2塁打を放って2点を先制しました。
 5回、6回と三者凡退に抑えられましたが、7回に3安打で2死満塁として、追加点のチャンスを作るも、石原が三振に倒れてしまい、追加点を奪えませんでした。

 8回1死2塁の場面で、今村にマウンドを譲りましたが、7回1/3を7安打無失点に抑える粘投でした。
 代わった今村は堂上剛、森野を連続三振に仕留めて後続を断ちました。

 9回に安打と2塁打で1死2,3塁のチャンスを作るも、天谷が浅い中飛、代打前田智が二ゴロに倒れてダメ押しができませんでした。
 最後はミコライオが復帰後初登板でしたが、いきなり木村の悪送球で走者を背負い、1死後に大島に3塁打を打たれて1点を返されてしまいました。同点のピンチでしたが、荒木と和田を内野ゴロに打ち取り、リードを守り切りました。

 対中日戦の連敗を5で止めて、今季ナゴヤドームで初勝利を挙げ、連敗も10で止めました。ヤクルトが勝ったのでゲーム差1は変わりませんでした。


 大竹の粘投に尽きる試合でした。7回1/3を投げて走者を出さなかったのは2回のみでしたが、走者を背負っても1球1球を丁寧に、それでいて気迫のこもった投球をしていました。絶対に抑えるという強い気持ちが球にも乗り移っているようで、切れの良い球がコースに決まりました。
 安定感はカープ先発陣でも1番で、苦しい時にチームを助けてくれる頼れる存在ですね。そして、チームが苦手とする中日に今季3勝目は素晴らしいですね。
 今や前田健や野村より、大竹の方が勝てそうな気がします。苦しい終盤戦にとても心強いですね。

 堂林が復調気配です。昨日の本塁打で何かを掴んだようで、今日は3打数3安打2打点の活躍でした。特に第4打席の2塁打は、堂林の特徴である右中間への当たりで、打球に伸びがありました。あの当たりが出たことは、調子が良い証拠です。
 最近は、打線が低調なので、堂林の復調が打線活性化のきっかけになってほしいですね。
 明日も
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