カープな毎日

カープファンのひとりごと。

石井引退試合で2安打

2012年09月30日 21時19分20秒 | 試合結果
阪神 000 200 000 2
広島 000 010 000 1
勝利投手:メッセンジャー9勝11敗
敗戦投手:野村9勝11敗

 石井琢朗の引退試合という注目を集める一戦の先発は2ケタ勝利を目指す野村でした。しかし、今日は球のキレが悪く、制球も甘いなど本来の状態とは程遠い状態でした。
 初回にいきなり四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えてしまいましたが、鳥谷、新井良、金本を打ち取り無失点で凌ぎました。
 2回と3回は三者凡退に抑えるも、4回に2死から金本に安打を打たれると、森田に3塁打、伊藤隼に安打を打たれて2点を奪われてしまいました。更に連打で満塁とされてしまいましたが、代打の俊介を三振に抑えて追加点は与えませんでした。
 野村は5回を投げて7安打2失点で降板し、またも10勝目は成りませんでした。

 打線は初回に石井と丸の安打で1死1,3塁とするも、エルドレッドが併殺に倒れて先制機を逃してしまい、先制された直後の4回には、2安打で2死1,2塁とするも、安部が二ゴロに倒れて無得点に終わりました。
 5回に石原の安打と、代打東出と石井の四球で無死満として代打前田智を起用するも、二ゴロ併殺となり、その間に1点を返しただけで追いつくことはできませんでした。
 更に6回には敵失に暴投で1死2塁のチャンスを貰いながら、堂林が三振、安部が遊ゴロと後が続きませんでした。

 6回からは中崎が2イニングを完ぺきの抑え、8回からは今村が2イニングを無失点に抑えて打線の援護を待ちました。
 9回に打線が意地を見せて、安打と四球で1死1,2塁とすると、東出が犠打を決めて2死2,3塁の一打逆転サヨナラの場面で、石井に打席を回しました。石井は1-2からの高めの直球を打ち上げて、右飛に倒れて残念ながら引退試合を白星で飾ることはできませんでした。

 野村は11敗目を喫してしまいました。残りの登板は1試合と思われます。最終登板で2ケタ勝利を掴んでほしいですね。


 タクローは1番遊撃で先発出場するとフル出場して、5打数2安打1四球1三振でした。初回は左前打を放って、得点には繋がりませんでしたが先制機を演出しました。
 3回の第2打席は三振しましたが、5回無死1,2塁ではしっかりとボールを見極めて四球を選んで無死満塁とチャンスを拡大させました。
 7回にも安打を放つと、9回には2死2,3塁の最大の見せ場で最終打席が回り、引退試合でのサヨナラ打の期待が高まりましたが、右飛に倒れました。
 今日のプレーを見ると、まだまだ現役でやれるのでは?と思えます。というより、カープの若手野手には攻守で見習ってほしいプレーが満載でした。やはり、CS争いの佳境でタクローを昇格させるべきだったと改めて思いました。

 試合後のセレモニーでのあいさつでは、カープでもうひと花咲かせるためにやってきたが、思うように咲かせることができなかったとのことでしたが、タクローは十分に花を咲かせたと思います。カープの選手達がその花を育てられなかったということでしょう。
 カープで優勝できなかったことが心残りで、その夢は後輩に託すとのことでした。カープの選手たちは、タクローの思いを心に刻んで、来年こそ優勝できるような戦いをしてほしいですね。
 カープでは4年間だけでしたが、若手のレベルアップに貢献し、チームの雰囲気も変えてくれました。本当にカープに来てくれてありがとうございました。まだ10月8日の古巣DeNA戦が残っていますので、少し早いですが24年間お疲れ様でした。最終戦でもタクローらしいプレーを見せてほしいですね。

 また、金本も地元広島での最終戦となりました。5番左翼でフル出場して3打数1安打1四球でした。金本も残り3試合全力でプレーしてほしいですね。お疲れ様でした。
  
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