カープな毎日

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本拠地最終戦を白星で飾れず

2012年10月04日 21時56分14秒 | 試合結果
ヤクルト 010 003 000 4
広 島 000 000 000 0
勝利投手:村中10勝7敗
セーブ投手:バーネット1勝2敗32S
敗戦投手:大竹11勝5敗


 本拠地最終戦の先発は大竹でした。しかし、球のキレが悪く、制球も甘いなど本来の調子ではありませんでした。
 2回に1死から連打で1,2塁とされると、中村に適時内野安打を打たれて先制点を与えてしまいました。
 3回から5回は三者凡退に抑えていましたが、6回に福地の安打と盗塁で無死2塁とされると田中に適時打を打たれ、1死後に畠山と川端に連続短長打を浴びて、更に2点を奪われ、この回3点を失って、1死2塁のピンチを残して降板となりました。このピンチは江草が一直併殺に打ち取り追加点は与えませんでした。

 大竹は5回1/3を投げて、今季の規定投球回数をクリアしました。これで完全復活といって良さそうですね。今季最終登板を白星で飾れず残念でしたが、来季もローテの柱として白星の量産を期待できますね。
 
 打線は今日も拙攻の繰り返しで、初回に安打と四球で1死1,2塁の先制機を作るも、エルドレッドが三振、丸も二ゴロに倒れてしまいました。
 3回も2安打で2死1,3塁の同点機を作りましたが、ここでもエルドレッドが右飛に倒れ、4回には敵失と安打で無死1,2塁としながら、堂林が三振、石原が最悪の併殺でチャンスを潰してしまいました。
 5回の2死3塁、6回2死1,3塁と毎回のように得点圏に走者を進めながらもあと一本が出ずに、スコアボードに0が並びました。

 8回からは3番手福井が登板するも、安打と四球などで1死2,3塁のピンチを招きましたが、畠山と川端を連続三振に仕留めて追加点を与えませんでした。
 9回に安打と四球で2死1,2塁としましたが、最後は代打前田智が一ゴロに打ち取られて、ヤクルトの継投の前に零封されてしまいました。
 
 本拠地最終戦は、今季を象徴するような試合となってしまいました。安打数はヤクルトより1本少ない8本放ち、6度も得点圏に走者を進めながら、一度も適時打が出ずに、拙攻を繰り返した結果、ヤクルトとの得点差は4点もついています。
 既に順位も確定し、選手へのプレッシャーはかなり少なくなっているはずだと思いますが、それでもチャンスに弱いのは変わりませんね。

 野村監督の試合後のコメントで、来季に向けて戦える選手を作ると言っていましたが、カープの拙攻による貧打は、今年に限ったことではなく、ここ数年ずっと続いています。それでも改善されないのは、何かに問題があるのではないでしょうか。
 9月に失速してCSを逃したことも、経験が無いの一言で片づけることはできないと思います。昨年も9月に失速しており、既に同様の重圧が掛かる経験はしていながら、今季も全く変わりませんでした。
 この現状を考えると、来季に向けてチームが変わるためには、大きな変革が必要だと思います。野村監督には、チームを変える大胆な指導を期待したいですね。
 
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