カープな毎日

カープファンのひとりごと。

バリントン2カ月ぶりの白星

2012年10月05日 22時10分49秒 | 試合結果
広島 101 100 001 4
中日 001 000 000 1
勝利投手:バリントン7勝14敗
セーブ投手:ミコライオ3勝5敗20S
敗戦投手:中田賢7勝10敗

 今季最終登板となったバリントンは、全体的に制球が甘かったですが球に力があり、毎回のように走者を背負いながらも粘り強く投げて、中日打線を抑えました。
 初回は1死から連打で1,3塁のピンチを背負うも、ブランコと和田を抑えて無失点で切り抜けるました。3回に無死1塁から大島の盗塁に倉の悪送球が絡んで無死3塁とされると、荒木の遊ゴロの間に1点を失ってしまいました。
 5回と6回も走者を出しましたが、後続を抑えて追加点を与えず、6回6安打1失点の好投でした。

 打線は初回に四球と安打に犠打で1死2,3塁とすると、エルドレッドの犠飛で1点を先制し、3回には菊池の本塁打で1点を追加しました。
 更に4回には2四球に盗塁と敵失により1死1,3塁のチャンスを貰うと、バリントンがスクイズを空振りしながらも、中日が狭殺プレーでミスをして、記録上は赤松の本盗となり1点を追加しました。
 5回以降は中日の小刻みな継投にかわされて8回まで1安打に抑えられていましたが、9回に倉が本塁打を放ってダメ押し点を挙げました。

 7回からは中崎、今村、ミコライオと繋いで無失点に抑えて、鬼門ナゴヤドームでの天敵中日との最終戦を白星で締め、対戦成績は7勝15敗2分となりました。
 中日は今季最終戦ということで、勝敗よりも選手の調整として戦っていました。それでも勝って終えられたことは、悪い印象を来季に引きずらずに済むので良かったと思います。

 バリントンが最終登板で約2か月ぶりの白星を手にして、ようやく7勝目を挙げました。
 今季前半は不安定な投球が続きましたが、後半戦は昨季同様の安定した投球を続けながらも、打線の援護に恵まれず、リーグワーストの14敗を喫しています。
 投球内容を見れば、こんなに黒星が先行するとは思えないので、如何に打線が不甲斐なかったかが分かりますね。
 8月以降は援護が無いなかで、中4日登板をこなすなどフル回転していたバリントンが不憫で仕方ありませんでした。何とか最後を白星で終えられて良かったと思います。
 球団もバリントンへの評価は高く、本人もカープでのプレーを臨んでることから、残留は間違いなさそうです。
 来季は後半戦のような投球を開幕からできれば、2ケタ勝利は間違いないと思うので、前田健、大竹、野村と4本柱として期待できそうです。
コメント (1)