中田と宇草の契約更改交渉が行われ、中田は現状維持の2,300万円で、宇草は100万円減の1,100万円でそれぞれ更改しました。
中田は、開幕1軍入りを逃しましたが、中継ぎ陣が軒並み不調に陥ったことでチャンスを得て、一時勝ちパターンの継投を担い32試合に登板して0勝1敗4ホールド、防御率4.28の成績を残しました。
オフには右膝内側半月板損傷部分切除術を受けましたが、順調に回復しており、ランニング以外の練習メニューはこなせているそうで、キャッチボールを再開しているようです。
中崎、一岡、今村と同様に3連覇による勤続疲労が原因であり、揃って今季不本意な成績に終わり、中継ぎ投手崩壊に繋がりました。手術により不安要素が無くなったと思うので、来季はキャンプから全力でアピールして再び勝ちパターンの一角としてチームを支えてほしいですね。
また、新人の宇草は開幕を2軍で迎えるも、シーズン終盤に1軍に昇格すると1番として起用されるなど13試合に出場して打率.256、3打点、3盗塁の成績でした。
宇草が1番としてスタメン出場するようになってから、カープらしい攻撃ができるようになりました。残念ながら故障により離脱となりましたが、来季に向けて大きな期待を感じさせてくれました。
外野手はスタメンはもちろん、1軍枠入りも競争が激しいですが、打撃と走力の実力は1軍レベルなので、課題の守備力を向上させれば十分にスタメンを狙えると思います。来季は開幕から1軍で活躍してほしいですね。