ロ ッ テ 100 011 031 7
広島 000 000 000 0
勝利投手:石川4勝2敗
敗戦投手:床田4勝3敗
本塁打:[ロッテ]中村奨2号
先発の床田は、初回に安打と盗塁などで1死3塁とされ、マーティンの犠飛で1点を失いましたが、2回から4回は三者凡退に抑えました。しかし、5回に四球で無死1塁とするも、エチェバリアの併殺に打ち取りながら、再び四球を与えると、続く松川がに適時2塁打を打たれて追加点を奪われました。
続く6回にも2塁打と犠打で1死3塁とされ、マーティンの一ゴロの間に1点を失い、7回を4安打2四球3失点でマウンドを降りました。
8回は松本が登板するも2四球などで1死1,2塁のピンチを背負い、中村奨に3点本塁打を浴びて試合が決してしまいました。
9回はターリーが死球を与え、盗塁に暴投、四球に盗塁で無死2,3塁のピンチを招き、小川の犠飛で1点を失いました。
打線は、初回に安打と犠打などで2死3塁とするも、マクブルームが三振に倒れてしまうと、2回から6回まで先頭打者を出すことができず、7回は先頭のマクブルームが四球を選んで出塁しながらも、坂倉、小園、會澤が凡退してしまい、石川に対して散発3安打に抑えられて2回以降は2塁さえ踏むことができませんでした。
8回に四球と安打で1死1,2塁とするも、菊池涼が一邪飛、西川は三ゴロに倒れて得点を奪えず、9回も安打で無死1塁としながら、坂倉、小園、會澤が凡退して零封されて、投打とも良いところなく、両チームとも5安打ながら、スコアは一方的で交流戦開幕戦はロッテに完敗を喫しました。
床田は、投球自体は悪くありませんでしたが、卒のないロッテの攻撃の前に3点を失いました。初回と6回は盗塁、進塁打、犠打を上手く絡められてそれぞれ1安打で1点を失いましたが、これはロッテの攻撃が一枚上手だったので仕方ないと思います。
しかし5回の失点は防ぐことができた失点であり、試合の流れを左右する大きな失点となっただけに悔やまれます。併殺で2死を取りながら、その後に四球を与えてから適時打を浴びており、ここを無失点で切り抜ければ、試合の流れが変わっていたかもしれないだけに、絶対に防いでほしかったです。
床田には、今日の失敗を反省して、同じ失敗を繰り返さないようにしてほしいですね。
一方の打線は、初回こそ3塁まで走者を進めるも、ロッテ先発の石川を全く捉えられず、2回以降は手も足も出ない状態でした。特に得点源の西川、マクブルーム、坂倉、小園の中軸が無安打1四球とほぼ完璧に抑えられては、得点を挙げるのは厳しいです。
石川の状態が良かったこともありますが、攻略に向けて揺さぶったり、機動力でプレッシャーを掛けるなど石川攻略に向けた策を仕掛けて欲しかったです。
交流戦は初めに躓くと、そのままズルズルといってしまうので、明日は絶対に勝って悪い流れを止めてほしいですね。