中日 010 004 000 5
広島 401 050 01X 11
勝利投手:大瀬良5勝1敗
敗戦投手:大野雄2勝4敗
本塁打:[中日]阿部5号、木下3号
[広島]マクブルーム6号、小園2号
1番に野間を起用した打線は、初回に連打と四球で無死満塁として、マクブルームが満塁本塁打を放って4点を先制しました。
3回には2塁打で1死2塁として2死後に坂倉の適時打で1点を加え、5回にも2塁打などで1死3塁として西川が適時打を放ち、四球を挟んで1,2塁から坂倉の適時打と小園の3点本塁打で5点を追加しました。
先発の大瀬良は、初回に安打と盗塁で1死2塁のピンチを招くも、高橋周とビシエドを抑えて無失点で切り抜けましたが、2回に阿部に本塁打を浴びて1点を失いました。
3回と4回も走者を出すも、後続を断ち、5回まで1失点に抑えましたが、6回に短長打で2死2,3塁とされ、阿部に2点適時2塁打、続く木下には2点本塁打を浴びて4点を失いました。
それでも7回と8回を三者凡退に抑えて、8回を投げて7安打5失点7奪三振でマウンドを降りました。
打線は8回に2死1塁から西川の適時2塁打で1点を加えて試合を決めると、9回は森浦が三者凡退に抑えて中日に快勝してチームの連敗を4で止めました。
最近は打線が繋がりを欠いており拙攻続きで、チームに重苦しい雰囲気が漂っていましたが、初回の攻撃で一気に吹き飛ばしました。
もちろんマクブルームの満塁本塁打は大きかったですが、そこまで繋いだ野間、菊池涼、西川の3人も素晴らしかったと思います。まずは昨日から1軍に昇格して1番に抜擢された野間が好走塁で内野安打とすると、続く菊池涼は犠打を決められず追い込まれるも、粘って安打を放って繋ぎ、西川も球をよく見て四球を選びました。
この上位3人がしっかりと繋ぐ意識を持って打席に入り、それを実践したことで大野雄にプレッシャーをかけたことで、マクブルームの満塁本塁打を呼び込んだと思います。
この1本で打線が活気づき、3回、5回、8回と安打を放ったイニングは全て得点を挙げることができました。今日の試合が打線復調のきっかけになったと思うので、明日も援護を期待できそうですね。