DeNA 000 002 010 3
広 島 304 621 10X 17
勝利投手:遠藤2勝2敗
敗戦投手:東4敗
本塁打:[広島]西川4号、末包2号、マクブルーム3号、小園1号、マクブルーム4号
1番に左翼中村健を起用した打線は、初回に四球と安打で無死1,3塁として西川が適時打を放ち、1死後には坂倉と上本の連続適時打で3点を先制しました。
3回には無死1塁から西川が2点本塁打を放ち、さらに3連打で無死満塁として末包の犠飛と小園の適時打で4点を追加し、続く4回は安打と四球で無死1,2塁としてマクブルームと坂倉の連続適時長短打、死球を挟んだ無死満塁から末包が満塁本塁打を放ち、この回6点を挙げました。
5回は1死2塁からマクブルームの2点本塁打、続く6回は小園の本塁打、さらに7回にはマクブルームの2打席連続となる本塁打で着実に加点して、今季最多となる21安打17得点を挙げました。
先発の遠藤は、5回まで散発2安打に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らし投球でしたが、6回に上本の失策と安打で2死1,2塁のピンチを背負い、楠本の適時打と上本の失策で2点を失いました。8回にも2死3塁から牧に適時打を浴びて1点を失いましたが、8回を投げて7安打3失点に抑えました。
9回は今季初登板の薮田が三者凡退に抑えてDeNAに快勝し、カード勝ち越しを決めました。
最近は打線の繋がりが欠け、拙攻を繰り返す試合の増えていましたが、今日は一転して面白いように打線が繋がりました。その流れを作ったのは初回の菊池涼と西川だったと思います。
初めて1番に起用された中村健が四球を選び、菊池涼がバスターエンドランを決めて好機を拡大させ、西川が適時打で続いて先制点を挙げたことで、打線が勢い付いて1死後には坂倉と上本に連続適時打が出て3点を先制しました。
西川は昨日の試合でも延長10回にサヨナラ本塁打を放っており、今日の第一打席で適時打を放ったことで、本人が乗って行けたことはもちろん、チームに良い流れを引き寄せてその後の坂倉と上本に適時打に繋がりました。
その後は勢いに乗って、末包の満塁本塁打やマクブルームの2打席連続本塁打など5本塁打が飛び出す大味な展開となりました。佐々岡監督もコメントしていたように、今日のような大量得点の後は打線が沈黙することがあるので、今日の試合を打線が復調するきっかけとするとともに、しっかりとリセットして明後日からは再び開幕直後のような繋がりのある打線を取り戻してほしいですね。