SB 000 000 002 2
広島 100 001 20X 4
勝利投手:森下2勝1敗
敗戦投手:石川3勝2敗
セーブ:島内1勝1敗2S
2番遊撃矢野、8番右翼曽根を起用した打線は、初回に矢野がセーフティーバントで出塁すると、連続四球で1死満塁として、西川の適時内野安打で1点を先制しました。
3回にも2死後に連打で1,2塁の追加点機を作りながら、會澤が投飛に倒れてしまい無得点に終わると、5回まで無得点に抑えられました。
先発の森下は、初回2死後に連続四死球で1,2塁としてしまうも、栗原を三振に斬ると、2回にもマクブルームの失策と安打で1死1,2塁のピンチで石川を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
3回から7回は1安打1四球無失点に抑えて2塁さえ踏ませず、7回を2安打、3四死球、7奪三振、無失点に抑える好投でした。
6回に2塁打と野選で無死1,3塁の追加点機を作り、1死後に森下がスクイズを決めて1点を追加すると、続く7回には2四球などで1死1,2塁として、西川の適時打と田中のスクイズで2点を挙げました。
8回はターリーが登板して、菊池の失策と連打で1死満塁のピンチを招くも、柳田と栗原をともに左飛に打ち取って無失点で凌ぐと、9回は矢崎が連打と四球で無死満塁として、代打三森に適時打を浴びたところでマウンドを降りました。
代わった島内が中村晃の犠飛で1点を失って、さらに安打で1死満塁とされましたが、近藤を左飛、柳田を遊飛に打ち取って、何とかリードを守り切り、連敗を2で止めました。
森下は、投打に亘る活躍でチームの連敗を止めるとともに、自身は交流戦初勝利を挙げました。
立ち上がりは、制球が安定せず、味方の拙守もあり、ピンチを迎えるも、要所を締める投球でピンチを脱すると、3回以降は1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、全く危なげない投球でした。
打席では、第1打席と第2打席で安打を放ち、6回の第3打席ではスクイズを決めて、待望の追加点を自らのバットで挙げました。
先週の登板も7回を3安打無失点に抑えており、2週連続の快投で2連勝となりました。手術した右肘の状態も全く問題ないようなので、森下は完全復活したと見て良さそうです。
一方の中継ぎ陣は、ターリー、矢崎、島内と勝ち継投の担う投手が軒並み不安定な投球でした。特に矢崎は1死も取れずに降板したのは気になります。
栗林が1軍昇格するも、まだ調整段階であり、当面は矢崎が代役守護神を務めると思うので、今日の反省点を見つけて、次回登板に活かしてほしいですね。
打線は少し低調ではありますが、投手陣は先発、中継ぎともスタッフが揃ってきたので、今季の交流戦は何とか5割以上の成績を残して、リーグ戦のペナントレースに残ってほしいですね,