カープな毎日

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北別府氏の追悼試合で床田が5安打完封勝利

2023年06月16日 23時43分30秒 | 試合結果

西武 000 000 000 0
広島 000 020 00X 2
勝利投手:床田6勝1敗
敗戦投手:隅田2勝6敗
本塁打:[広島]末包1号、堂林3号

 OBで元エースの北別府氏が亡くなり、今日の西武戦では半旗が掲げられ、試合前には黙とうが捧げ、監督、コーチ、選手は喪章を着用して臨みました。

 先発の床田は、2回に安打と死球で1死1,2塁のピンチを招くも、金子を三ゴロ、古賀を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回と5回はともに先頭打者を出しながらも後続を断ってピンチの芽を摘み取りました。

 打線は、隅田に3回まで1安打に抑えられてしまい、4回に四球と安打で2死1,2塁と初めて得点圏に走者を進めながら、デビッドソンが三振に抑えられて得点を奪えませんでした。

 しかし、5回に末包と堂林の2者連続本塁打で2点を先制し、なおも安打と犠打で1死2塁の追加点機を作りましたが、菊池が三振、上本は中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回にも2死後に死四球と盗塁などで2,3塁のチャンスを作りましたが、西川が遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 床田は、6回にも安打と死球で1死1,2塁とするも、マキノンを併殺に抑えてピンチを脱すると、7回以降を1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、5安打、2死球、3奪三振の完封で、北別府氏の追悼試合を勝利で飾りました。

 

 味方打線が、4回までに得点圏に走者を進めたのは、1度だけと西武先発の隅田に翻弄され、床田は毎回のように安打を打たれて、西武に押され気味の展開でしたが、床田が要所を締めた投球で無失点で踏ん張り無失点に抑えたことで、末包と堂林の本塁打を呼び込んだと思います。

 そして、最大のピンチとなった6回1死1,2塁は、マキノンを併殺に打ち取ったことで、試合の流れをカープに引き寄せることができ、打線が追加点を挙げることができなかったものの、床田は全く危なげない投球で完封できたと思います。

 床田の粘り強い投球がチームを白星に導いた試合であり、追悼試合としては素晴らしい内容だったので、亡くなった北別府氏も喜んでいることと思います。

 北別府氏は、カープファンになった子供の頃のエースであり、亡くなられたことは残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

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