広島 000 100 001 2
オリ 000 040 14X 9
勝利投手：山下5勝
敗戦投手：コルニエル4敗
本塁打：[オリックス]茶野1号
打線は、3回に2安打と盗塁で2死2，3塁の先制機を作るも、韮澤が三振に倒れてしまいましたが、4回に敵失などで1死3塁として坂倉の適時打で1点を先制しました。
先発のコルニエルは、初回2死後に連続短長打で2，3塁のピンチを招くも、頓宮を左飛に打ち取って無失点で凌ぐと、2回から4回までは1安打に封じて得点を与えませんでした。
しかし、5回に連打と四球などで2死満塁とされて、茶野に2点適時打を浴びて逆転を許したところでマウンドを降りました。代わった大道が四球で再び満塁としてしまい、森の2点適時内野安打で2点を失って、コルニエルは4回2/3を投げて6安打4失点でした。
6回は森浦が登板して、安打と四球に犠打で1死2，3塁のピンチを迎えるも、若月を一ゴロ、その後、坂倉が捕球し損ねた際に三走のゴンザレスが飛び出してアウトになり、無失点で凌ぎました。
7回は戸根がマウンドに上がりましたが、内野安打に韮澤の失策が絡んで1死2塁となり、小田の適時2塁打で1点を失って、試合が決してしまいました。
8回は薮田が1死後に連打を打たれるも、秋山の好返球で一走の紅林を三塁で刺してもらいながら、安打と四球で満塁としてしまい、茶野に満塁本塁打を浴びて試合が壊れてしまいました。
打線は5回から8回まで無安打1四球に抑えられていましたが、9回に連打で無死1，3塁として、代打中村貴に犠飛で1点を返すも、反撃が遅くオリックスに完敗を喫してカード負け越しとなりました。
コルニエルは、初回のピンチを無失点で切り抜けると、その後は強力オリックス打線を4回まで無死点に抑えていましたが、勝利投手の権利が掛かる5回に茶野の2点適時打で勝ち越しを許してしまいました。
4回までは制球が安定していましたが、5回は少し制球を乱してしまい、甘くなったところを捉えられてしまいました。
今季から先発に転向して6試合目ですが、まだ先発初白星を挙げることができず、早く白星が欲しいという思いから、早く5回を終えたい気持ちが投球に表れてしまったように感じます。
先発としての経験が浅いことから、どうしても5回を意識してしまうのでしょう。5回を過剰に意識し過ぎるのを克服するには、先発初勝利を挙げることでしょう。
そのためには、打線が早い回から強力に援護してあげることが一番良いと思うので、次戦では打線の援護に期待したいですね。
