巨人 110 100 020 5
広島 011 000 001 3
勝利投手:横川4勝4敗
敗戦投手:九里5勝3敗
セーブ:大勢2勝14S
本塁打:[巨人]吉川2号、岡本和18号
[広島]坂倉6号
先発の九里は、初回に2安打などで1死1,3塁のピンチを招き、岡本和の犠飛で先制を許すと、2回には吉川に本塁打を浴びて追加点を許しました。
打線は、2回に2死2塁からデビッドソンの適時2塁打で1点を返すと、続く3回には1死1塁から上本が適時2塁打を放って同点に追いつき、なおも1死2塁の勝ち越し機でしたが、秋山と西川がともに遊ゴロに倒れて勝ち越せませんでした。
直後の4回に九里が岡本和に本塁打を浴びて再び勝ち越しを許してしまいました。それでも、6回2死1,2塁では中田翔を三振に斬って無失点に抑えるなど、7回まで投げて6安打9奪三振3失点でマウンドを降りました。
打線は、4回1死1塁でデビッドソンが併殺に倒れ、続く5回には四死球と敵失で1死満塁の好機を貰うも、秋山が投ゴロ併殺に倒れて得点を奪えませんでした。
8回は森浦がマウンドに上がり、2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、丸への押し出し四球と中田翔の犠飛で痛恨の2点を失ってしまいました。
9回は大道が登板して、無死3塁のピンチを招きながら、松原を二直、門脇を三飛、重信を中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
打線は、8回に1死2塁とするも、西川は中飛、堂林が一ゴロに倒れてしまいましたが、9回に坂倉の本塁打で1点を返し、なおも安打と四球で2死1,2塁と攻めるも、上本が二ゴロに倒れてしまい、巨人に競り負けて、チームはリーグ戦再開初戦は黒星スタートとなり、連敗となってしまいました。
中盤の試合の流れが変わる場面で、カープは投打とも流れを掴むことができず、競り負けました。
九里が2点を失うも、直ぐに打線が奮起して同点に追いつき、試合の流れはカープに傾きかけていましたが、3回の勝ち越し機を逃してしまい、さらに直後の4回に岡本和の本塁打で勝ち越しを許してしまいました。
それでも5回に1死満塁の一打逆転の好機で、打席は秋山とカープにとっては最高の場面でしたが、まさかの併殺で得点を奪えませんでした。
中盤の試合の流れがどちらのチームに傾くのか分からないところで、九里は失点し、打線は好機を逸したことで、最後まで流れを呼び込むことができませんでした。
それでも、9回に大勢を攻めて、あと一歩のところまで追い込んだことは、明日に試合に繋がると思います。今日の悪い流れを断ち切って、チームの連敗を止めてほしいですね。